アマゾン小型こがた機き墜落ついらく 子こども4人にんのジャングルでの状況じょうきょう明あきらかに

南米なんべい コロンビアのアマゾンで小型こがた機きの墜落ついらくからおよそ40日にちぶりに保護ほごされた、1歳さいから13歳さいの子こども4人にんのジャングルでの詳くわしい状況じょうきょうが明あきらかになってきました。子こどもたちは、小型こがた機きに積つまれていたキャッサバの粉こななどを食たべて飢うえをしのいでいたということです。

5月つき1日にちにコロンビア南部なんぶのアマゾンのジャングルに小型こがた機きが墜落ついらくした事故じこで、行方ゆくえ不明ふめいになった1歳さいから13歳さいまでのきょうだい4人にんは、懸命けんめいの捜索そうさく活動かつどうの末すえ、6月つき9日にち、およそ40日にちぶりに保護ほごされました。

これについてコロンビア政府せいふは、これまでに4人にんを発見はっけんした際さいの映像えいぞうを公開こうかいしました。

映像えいぞうでは、救助きゅうじょ隊員たいいんが子こどもたちに食事しょくじを与あたえている様子ようすがわかります。

子こどもたちの親族しんぞくによりますと、4人にんは保護ほごされるまでの間ま、墜落ついらくした機体きたいから、キャッサバの粉こなを運び出はこびだして食たべていたほか、ジャングルの植物しょくぶつの種たねも口くちにして飢うえをしのいでいたということです。

13日にちの記者きしゃ会見かいけんで、コロンビア軍ぐんの幹部かんぶは「子こどもたちの健康けんこう状態じょうたいについての報告ほうこくは、非常ひじょうに満足まんぞくいくものだ」と述のべ、4人にんの体調たいちょうに問題もんだいはないとしています。

一方いっぽう、4人にんを発見はっけんするのに大おおきく貢献こうけんした「ウィルソン」という名なの救助きゅうじょ犬けんの行方ゆくえがわからなくなっているということで、軍ぐんが捜索そうさくにあたっています。

ソース：NHK ニュース