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草津白根山 火山性地震が多い状態続き 火山性微動も観測
2018-01-24 08:28:01
23日に噴火した群馬県の草津白根山では、24日も火山性地震が多い状態が続き、4回にわたって火山性微動が観測されました。気象庁は今後も噴火する可能性があるとして、「入山規制」を示す噴火警戒レベル「3」を継続し、鏡池付近の火口からおおむね2キロの範囲では大きな噴石に警戒を続けるよう呼びかけています。
群馬県の北西部にある草津白根山では、23日午前10時前に本白根山の鏡池付近で噴火が発生し、1キロ以上離れた場所まで噴石が飛んだことが確認されました。
気象庁によりますと、草津白根山では、23日の噴火直後から火山性地震が多い状態が続き、23日は639回、24日は午後3時までに23回観測されました。
さらに、地下の熱水やガスの動きを示すと考えられる火山性微動が、24日午前と午後に、それぞれ2回ずつ観測されました。長いもので4分程度続き、振幅は小さいということです。微動の発生に伴って地盤の変動をとらえる傾斜計でわずかな変化が観測されました。
一方、23日の噴火について気象庁は、火山灰などの噴出物を分析した結果、地下から伝わったマグマの熱で地下水が熱せられ、急激に水蒸気が発生して起きる「水蒸気噴火」の可能性が高いと発表しました。
気象庁は、草津白根山では今後も噴火が発生する可能性があるとして、「入山規制」を示す噴火警戒レベル「3」の火口周辺警報を継続し、鏡池付近からおおむね2キロの範囲で噴火に伴う噴石に警戒するよう呼びかけています。そのうえで、風下側で降る小さな噴石や火山灰、空振=空気の振動、それに火山ガスにも注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、草津白根山では、23日の噴火直後から火山性地震が多い状態が続き、23日は639回、24日は午後3時までに23回観測されました。
さらに、地下の熱水やガスの動きを示すと考えられる火山性微動が、24日午前と午後に、それぞれ2回ずつ観測されました。長いもので4分程度続き、振幅は小さいということです。微動の発生に伴って地盤の変動をとらえる傾斜計でわずかな変化が観測されました。
一方、23日の噴火について気象庁は、火山灰などの噴出物を分析した結果、地下から伝わったマグマの熱で地下水が熱せられ、急激に水蒸気が発生して起きる「水蒸気噴火」の可能性が高いと発表しました。
気象庁は、草津白根山では今後も噴火が発生する可能性があるとして、「入山規制」を示す噴火警戒レベル「3」の火口周辺警報を継続し、鏡池付近からおおむね2キロの範囲で噴火に伴う噴石に警戒するよう呼びかけています。そのうえで、風下側で降る小さな噴石や火山灰、空振=空気の振動、それに火山ガスにも注意するよう呼びかけています。
ソース:NHK ニュース