Show Furigana
インフルエンザ患者数 統計開始以降最多に 前週比112万人増
2018-01-26 00:50:05

全国のインフルエンザの患者数は、今月21日までの1週間に1医療機関当たりで51.93人と、統計を取り始めた平成11年以降で最も多くなったことがわかりました。推計の患者数は283万人と、前の週より100万人以上増加し厚生労働省は、感染への対策を徹底するよう呼びかけています。
国立感染症研究所によりますと、今月21日までの1週間に、全国およそ5000の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、1医療機関当たり51.93人となりました。前の週より2倍近くに増加し(前週26.44)、国が統計を取り始めた平成11年4月以降、最も多くなっています。
この数値を元に推計した全国の患者数は、およそ283万人となり、前の週より112万人増えました。
1医療機関当たりの患者数を都道府県別に見ますと、鹿児島県が86.53人と最も多く、次いで、宮崎県が84.97人、福岡県が83.99人などと九州・沖縄の各県で特に多くなっています。
北海道、秋田県、石川県を除く44の都府県で、国が警報レベルと示している1医療機関当たり30人を超えています。
また、推計の患者数を年齢別に見ると、0歳から9歳がおよそ86万人と全体の30%を占め、10代がおよそ40万人、40代が29万人、50代が24万人、70歳以上が23万人などとなっています。
国立感染症研究所によりますと検出されたウイルスを分析した結果、9年前に「新型インフルエンザ」として流行したH1N1型ウイルスと、B型のウイルスがほぼ同じ割合で検出されていて、2つの型のインフルエンザが同時に流行しているものと見られます。
インフルエンザの患者は今後も増加するおそれがあり、厚生労働省は感染対策を徹底するよう呼びかけています。
この数値を元に推計した全国の患者数は、およそ283万人となり、前の週より112万人増えました。
1医療機関当たりの患者数を都道府県別に見ますと、鹿児島県が86.53人と最も多く、次いで、宮崎県が84.97人、福岡県が83.99人などと九州・沖縄の各県で特に多くなっています。
北海道、秋田県、石川県を除く44の都府県で、国が警報レベルと示している1医療機関当たり30人を超えています。
また、推計の患者数を年齢別に見ると、0歳から9歳がおよそ86万人と全体の30%を占め、10代がおよそ40万人、40代が29万人、50代が24万人、70歳以上が23万人などとなっています。
国立感染症研究所によりますと検出されたウイルスを分析した結果、9年前に「新型インフルエンザ」として流行したH1N1型ウイルスと、B型のウイルスがほぼ同じ割合で検出されていて、2つの型のインフルエンザが同時に流行しているものと見られます。
インフルエンザの患者は今後も増加するおそれがあり、厚生労働省は感染対策を徹底するよう呼びかけています。
外出後の手洗い徹底を
インフルエンザの患者数が急増していることについて、加藤厚生労働大臣は閣議後の会見で、「外出後の手洗いなど予防対策を徹底し、体の調子が悪い場合には速やかに医療機関を受診してほしい」と述べました。
ソース:NHK ニュース