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草津白根山 火山活動の高まった状態続く 警戒呼びかけ
2018-01-28 19:25:10

今月23日に噴火した群馬県の草津白根山では、28日も火山性地震が観測されるなど、火山活動の高まった状態が続いています。気象庁は、今後も同じ程度の噴火が発生する可能性があるとして、入山規制を示す噴火警戒レベル3を継続し、火口からおおむね2キロの範囲では大きな噴石に警戒を続けるよう呼びかけています。
群馬県の北西部にある草津白根山では、今月23日、本白根山の鏡池付近で噴火が発生しました。
気象庁と東京工業大学が28日、上空から行った観測では、鏡池の北側に東西およそ500メートルにわたって複数の火口があるのを確認しました。それぞれの火口で噴気は確認されなかったほか、火口の周辺で地面の温度が高まっている様子も認められなかったということです。
一方、草津白根山では、噴火の直後から火山性地震が発生していて、今月23日には639回、24日は23回、25日は50回観測されました。その後、26日は3回、27日は4回、28日は9回でした。
また、地下の熱水やガスの動きを示すと考えられる火山性微動は、今月24日に4回、25日に2回観測されましたが、その後は観測されていません。
気象庁は、草津白根山では火山活動の高まった状態が続き、今後も同じ程度の噴火が発生する可能性があるとして、入山規制を示す噴火警戒レベル3の火口周辺警報を継続し、鏡池付近の火口からおおむね2キロの範囲で噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。
これに伴い、地元の自治体はこの範囲の立ち入りを規制しています。
また、気象庁は、風下側で降る小さな噴石や火山灰、空振=空気の振動、それに火山ガスにも注意するよう呼びかけています。
気象庁と東京工業大学が28日、上空から行った観測では、鏡池の北側に東西およそ500メートルにわたって複数の火口があるのを確認しました。それぞれの火口で噴気は確認されなかったほか、火口の周辺で地面の温度が高まっている様子も認められなかったということです。
一方、草津白根山では、噴火の直後から火山性地震が発生していて、今月23日には639回、24日は23回、25日は50回観測されました。その後、26日は3回、27日は4回、28日は9回でした。
また、地下の熱水やガスの動きを示すと考えられる火山性微動は、今月24日に4回、25日に2回観測されましたが、その後は観測されていません。
気象庁は、草津白根山では火山活動の高まった状態が続き、今後も同じ程度の噴火が発生する可能性があるとして、入山規制を示す噴火警戒レベル3の火口周辺警報を継続し、鏡池付近の火口からおおむね2キロの範囲で噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。
これに伴い、地元の自治体はこの範囲の立ち入りを規制しています。
また、気象庁は、風下側で降る小さな噴石や火山灰、空振=空気の振動、それに火山ガスにも注意するよう呼びかけています。
ソース:NHK ニュース