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菅首相がメッセージ 北方領土問題解決へ「着実に交渉進める」
2021-02-07 06:57:51

「北方領土の日」の7日、菅総理大臣は、返還を求める全国大会にビデオメッセージを寄せ、北方領土問題の解決に向け、これまでの日ロ両国間の諸合意を踏まえて着実に交渉を進めていく考えを示しました。
「北方領土の日」は、1855年2月7日に北方四島を日本の領土とする条約がロシアとの間に結ばれたことにちなんで定められ、毎年、返還を求める全国大会が開かれていますが、ことしは新型コロナウイルスの影響で、元島民らはオンラインで参加しました。
東京都内で開かれた大会にビデオメッセージを寄せた菅総理大臣は「戦後75年が経過した今もなお、北方領土問題が解決されず、日本とロシアの間に平和条約が締結されていないことは誠に遺憾だ。去年9月、内閣発足後まもなく、プーチン大統領と電話会談を行い、平和条約締結問題を含む対話を継続することで一致した」と述べました。
そして「私の内閣においても、2018年のシンガポールでの首脳会談のやり取りはしっかりと引き継いでおり、これまでの両国間の諸合意を踏まえて、今後も着実に交渉を進めていく」と述べました。
また、菅総理大臣は、新型コロナウイルスの影響で中止になっている元島民による墓参などの交流事業について、早期の再開を目指す考えを示しました。
東京都内で開かれた大会にビデオメッセージを寄せた菅総理大臣は「戦後75年が経過した今もなお、北方領土問題が解決されず、日本とロシアの間に平和条約が締結されていないことは誠に遺憾だ。去年9月、内閣発足後まもなく、プーチン大統領と電話会談を行い、平和条約締結問題を含む対話を継続することで一致した」と述べました。
そして「私の内閣においても、2018年のシンガポールでの首脳会談のやり取りはしっかりと引き継いでおり、これまでの両国間の諸合意を踏まえて、今後も着実に交渉を進めていく」と述べました。
また、菅総理大臣は、新型コロナウイルスの影響で中止になっている元島民による墓参などの交流事業について、早期の再開を目指す考えを示しました。
ソース:NHK ニュース