Show Furigana
為末大さん「森会長の処遇検討を求める」自身のホームページで
2021-02-09 07:44:19

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長が「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言したことを受け、陸上の元オリンピック選手、為末大さんが自身のホームページの中で、組織委員会の理事会で森会長の処遇を議論するよう求めました。
組織委員会の森会長はJOC=日本オリンピック委員会の会合で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと女性蔑視と取れる発言をし、その後、発言を撤回し謝罪しました。
この発言を巡っては、オリンピックが掲げる「多様性と調和」という理念に反するものだと国内外から批判が起きているほか大会ボランティアおよそ390人が参加の辞退を表明しています。
これについて、オリンピック3大会に出場した元陸上選手の為末さんが、自身のホームページの中で「沈黙は賛同であると言われ、はっきりとした意見を出していないことを強く反省しました」と、これまで声を上げてこなかった自身の対応についてコメントしました。
そのうえで「私はいかなる性差別にも反対します。そして、理事会での森会長の処遇の検討を求めます」と記し、大会組織委員会に理事会で処遇を議論するよう求めました。
また「世界を見渡すと、日本だけどんどん遅れていっている印象すらあります。私たちは、この機会に本気でこの課題に向き合い、誰もがオープンに議論に参加でき、個人は声を出す勇気を持ち、理想を描ききちんと現実を変えていける社会を作るべきではないでしょうか。それこそが本当のレガシーになるのではないかと思います」と呼びかけました。
この発言を巡っては、オリンピックが掲げる「多様性と調和」という理念に反するものだと国内外から批判が起きているほか大会ボランティアおよそ390人が参加の辞退を表明しています。
これについて、オリンピック3大会に出場した元陸上選手の為末さんが、自身のホームページの中で「沈黙は賛同であると言われ、はっきりとした意見を出していないことを強く反省しました」と、これまで声を上げてこなかった自身の対応についてコメントしました。
そのうえで「私はいかなる性差別にも反対します。そして、理事会での森会長の処遇の検討を求めます」と記し、大会組織委員会に理事会で処遇を議論するよう求めました。
また「世界を見渡すと、日本だけどんどん遅れていっている印象すらあります。私たちは、この機会に本気でこの課題に向き合い、誰もがオープンに議論に参加でき、個人は声を出す勇気を持ち、理想を描ききちんと現実を変えていける社会を作るべきではないでしょうか。それこそが本当のレガシーになるのではないかと思います」と呼びかけました。
ソース:NHK ニュース