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中国 春節の大型連休 人の移動減らすために厳しい対策も
2021-02-09 22:05:34
中国では11日、旧正月の春節に合わせた大型連休が始まります。新型コロナウイルス対策として人々の移動を減らすための厳しい対策が取られていて異例の連休になりそうです。
新年を旧暦で祝う中国では12日に旧正月の春節を迎え、これに合わせて11日から17日まで1週間の大型連休となります。
例年、帰省する労働者や観光客など、多くの人が移動しますが、中国政府は、感染リスクを抑え込むためことしは今いる場所で過ごすよう呼びかけています。そのうえで、農村部に帰省する人にはPCR検査を義務づけるほか、帰省後も検査や健康状態の報告を求めるなど、厳しい対策を取っています。
こうした対策によって春節前後の40日間に移動する人の数は、感染が拡大していた1年前よりもさらに2割ほど少ない、延べ11億人余りになると見込まれています。高速鉄道や飛行機の利用者が大幅に減るほか、多くの人が集まる会食も控えるよう呼びかけられていることから、景気への影響は避けられない見通しです。
中国では先月、一時、新型コロナウイルスの感染者が増加しましたが、このところは、国内での感染者は1日当たり10人を下回る日が続いています。
しかし、政府は、来月5日から最も重要な政治日程の1つである全人代=全国人民代表大会の開催を首都・北京で控えていることもあって感染状況に神経をとがらせていて今回は異例の連休になりそうです。
例年、帰省する労働者や観光客など、多くの人が移動しますが、中国政府は、感染リスクを抑え込むためことしは今いる場所で過ごすよう呼びかけています。そのうえで、農村部に帰省する人にはPCR検査を義務づけるほか、帰省後も検査や健康状態の報告を求めるなど、厳しい対策を取っています。
こうした対策によって春節前後の40日間に移動する人の数は、感染が拡大していた1年前よりもさらに2割ほど少ない、延べ11億人余りになると見込まれています。高速鉄道や飛行機の利用者が大幅に減るほか、多くの人が集まる会食も控えるよう呼びかけられていることから、景気への影響は避けられない見通しです。
中国では先月、一時、新型コロナウイルスの感染者が増加しましたが、このところは、国内での感染者は1日当たり10人を下回る日が続いています。
しかし、政府は、来月5日から最も重要な政治日程の1つである全人代=全国人民代表大会の開催を首都・北京で控えていることもあって感染状況に神経をとがらせていて今回は異例の連休になりそうです。
ソース:NHK ニュース