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レバノンの大爆発 港で新たに化学物質1000トンを発見・除去
2021-02-15 07:10:02

イギリスのタイムズ紙によりますと、レバノンの首都・ベイルートで去年8月に起きた巨大爆発の現場となった港から、52のコンテナに保管されていた化学物質1000トンが新たに見つかり、取り除かれました。
除去を担当したドイツの企業は、この中には医薬品や爆薬の原料となるグリセリンの一種や、空気中で加熱すると発火の危険があるギ酸などが含まれていて、一部はコンテナから染みだし、他の薬品と混ざっていたとしています。
レバノンの爆発をめぐっては、危険な状態で保管されていた硝酸アンモニウム2750トンが原因とみられていて、現在も港湾関係者や元軍のトップなどへの捜査が続いています。
ソース:NHK ニュース