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地震被害の東北で雪や雨 風も強まる見込み 土砂災害など注意を
2022-03-18 03:18:59

急速に発達する低気圧や前線の影響で、西日本を中心に雨や風が強まっていて、地震で被害を受けた東北の太平洋側でも雪や雨が降り、風も強まる見込みです。
気象庁は、揺れの強かった地域では暴風雪に警戒するとともに雪崩や土砂災害にも十分注意するよう呼びかけています。
気象庁は、揺れの強かった地域では暴風雪に警戒するとともに雪崩や土砂災害にも十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、前線を伴った低気圧が九州付近にある影響で西日本の太平洋側には発達した雨雲がかかっています。
低気圧に近い九州北部では、1時間に20ミリ前後の強い雨が降っていて、東海や関東南部、伊豆諸島などではこれから19日にかけ、1時間に30ミリ以上の激しい雨が降る見込みです。
雨による川の増水や土砂災害、強風、落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。
また、地震で被害を受けた東北の太平洋側では雪や雨が降っています。
低気圧は急速に発達しながら三陸沖に達するため風が強まり19日の未明からは暴風になる見込みです。
19日予想される最大風速は東北の太平洋側の
▽海上で20メートル、
▽陸上で13メートルで
最大瞬間風速は、
▽海上で30メートル、
▽陸上で25メートルと予想されています。
また、沿岸部を中心に雨が強まるほか、内陸など広い範囲で大雪となるおそれがあります。
19日朝までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで、東北の太平洋側の
▽山沿いで30センチ、
▽平地で20センチと予想され、
その後、20日朝までの24時間に降る雪の量は
▽山沿いで30センチから50センチ、
▽平地で20センチから40センチと予想されています。
気象庁は、暴風雪に警戒するとともに雪崩、屋根からの落雪に十分注意するとともに、地震によって地盤が緩んでいるため、土砂災害にも十分注意するよう呼びかけています。
屋根にブルーシートを張る作業を進めている方もいると思いますが過去には、こういった作業の最中にけがをした人もいるということです。
次第に風も強まります。
自力で難しそうな作業は無理をしないでください。
ソース:NHK ニュース