韓国のユン・ソギョル次期大統領は28日、ソウル駐在の相星大使と当選後、初めて会談しました。
韓国側の発表によりますと、会談では北朝鮮によるICBM級のミサイル発射に関連して意見が交わされ、ユン氏は「核では何も得られないと北が分かるように、韓国、アメリカ、日本の3か国がさらに緊密に連携する必要がある」と述べたということです。
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韓国 ユン次期大統領 北朝鮮対応 “日米韓の連携強化を”
2022-03-28 08:37:52

韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)次期大統領は、ソウルに駐在する日本の相星大使と会談し、核・ミサイル開発を進める北朝鮮に対応するため、アメリカを含めた3か国の連携強化が必要だと強調しました。


これに対して相星大使は「北朝鮮の核・ミサイルの挑発は、国際社会への深刻な挑戦であり、今後も韓国と緊密に協力していくことを望む」と述べたということです。
また会談では日韓関係についてもやり取りが行われ、ユン氏は「韓国と日本の関係が未来志向に改善されなければならない。両者がともに努力する必要がある」と述べて、両国の関係改善に改めて意欲を示しました。
ユン氏と相星大使の会談は当初今月17日に予定されていましたが、相星大使が新型コロナウイルスに感染したため28日まで延期されていました。
また会談では日韓関係についてもやり取りが行われ、ユン氏は「韓国と日本の関係が未来志向に改善されなければならない。両者がともに努力する必要がある」と述べて、両国の関係改善に改めて意欲を示しました。
ユン氏と相星大使の会談は当初今月17日に予定されていましたが、相星大使が新型コロナウイルスに感染したため28日まで延期されていました。
松野官房長官「新政権と緊密に意思疎通」
松野官房長官は午後の記者会見で「相星大使からユン・ソギョル次期大統領に対し『健全な日韓関係は、地域と世界の平和や繁栄を確保するため不可欠で、国交正常化以来の友好協力関係に基づき関係を発展させていく必要がある。ユン氏のリーダーシップに期待する』という日本側の考えを伝達した」と述べました。
そのうえで岸田総理大臣とユン次期大統領との会談について「先般の岸田総理大臣とユン氏との電話会談で、できるだけ早く対面で会いたいというやり取りがあった。具体的に決まっていないが、ユン氏をはじめ新政権と緊密に意思疎通していきたい」と述べました。
そのうえで岸田総理大臣とユン次期大統領との会談について「先般の岸田総理大臣とユン氏との電話会談で、できるだけ早く対面で会いたいというやり取りがあった。具体的に決まっていないが、ユン氏をはじめ新政権と緊密に意思疎通していきたい」と述べました。
ソース:NHK ニュース