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東北新幹線 復旧進み4月2日以降 段階的に運転再開へ
2022-03-30 07:36:12

震度6強を観測した地震で列車が脱線した東北新幹線について、JR東日本は現在、不通となっている区間の復旧作業を進め、来月2日から東京駅と福島駅の間、来月4日から仙台駅と新函館北斗駅の間で、運転を再開する方針です。当面、運行本数を抑え、速度も落として運転するとしています。
今月16日の地震で宮城県内を走行中に列車が脱線した東北新幹線は、これまでに脱線した16両すべての車両をレールに戻す作業が行われるなど復旧作業が進められています。
JR東日本は30日、今後の運転計画を公表し、安全確保の見通しが立ったとして
▽来月2日から東京駅と福島駅の間
▽来月4日から仙台駅と新函館北斗駅の間で、運転を再開することにしています。
ただ、車両を十分に確保できないため、当面の間は運行本数を通常ダイヤの5割から6割程度に抑え、最高速度も、区間によっては、時速およそ160キロと通常の半分ほどに落として運転するということです。
JR東日本は、残りの不通区間となる福島駅と仙台駅の間については来月20日前後の再開を目指すとしています。
このほか、新たに乗客1人がけがをしていたことも分かり、今回の事故のけが人は合わせて5人となりました。
けがの程度はいずれも軽いということです。
ソース:NHK ニュース