3Gのサービスは、2000年代の初めにスタートし、音声通話だけでなく写真や動画が送れるようになるなど、ガラケーと呼ばれる携帯電話でさまざまなサービスに活用されてきました。
auを手がけるKDDIは、スマートフォンの普及で4Gが主流となり、利用者が大幅に減っていることなどから、31日いっぱいで3Gのサービスを終了します。
4月1日午前0時以降は原則利用できなくなるため、東京 新宿区のauの店舗には、機種や契約を変更しようと3Gの利用者が次々と訪れ、スタッフから無料で変更できる機種などの紹介を受けていました。
手続きに訪れた男性は「15年間、使ってきた機種なので愛着がありますが、ついにこの日が来てしまいました。これからはスマートフォンを思い切り使おうと思います」と話していました。
31日中に機種や契約の変更手続きをしなければ自動で解約となりますが、KDDIは、4月1日以降の手続きでも6月まではこれまでと同じ電話番号を使い続けることができるよう対応するとしています。
KDDIの林俊希さんは「今月に入って手続きに来る人の数が先月の1.5倍から2倍に増えている。スマートフォンの操作に不安のある人向けの教室も開き、安心して使ってもらえるようにしているので、手続きをお願いしたい」と話していました。
3Gのサービスは、ソフトバンクが2024年1月に、NTTドコモは2026年3月に終了予定で、高齢者をはじめ利用者がスマートフォンなどに円滑に移行できるかが課題となります。
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KDDI 3Gきょう終了 店舗には“ガラケー”機種変更する人の姿
2022-03-31 04:41:21

auのKDDIは、主に「ガラケー」と呼ばれる携帯電話で使われている3Gのサービスを31日で終了します。ほかの携帯各社も数年以内にサービスを終了する予定で、利用者がスマートフォンなどに円滑に移行できるかが課題となります。

ソース:NHK ニュース