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スピードスケート 高木美帆 現役続行を明らかに
2022-04-05 08:04:43

ことし2月の北京オリンピックで、金メダルを含む4つのメダルを獲得したスピードスケートの高木美帆選手が、都内で会見を開きシーズンを終えた現在の心境について「スケートを滑ることに対して前向きに思っている自分がいると気付いた」と話し現役を続ける考えを明らかにしました。
スピードスケートの高木選手は、ことし2月の北京オリンピックで女子1000メートルで金メダル、女子500メートルと女子1500メートル、それに女子団体パシュートで銀メダルを獲得しました。
先月行われたワールドカップなどでシーズンを終えた高木選手は5日、東京 千代田区の日本記者クラブで会見を開き、北京大会について「結果として4つのメダルをとれたのはありがたかった。金メダルをとった1000メートルはオリンピックを通して、やりきったと感じられるレースになった」と振り返りました。
姉の菜那選手が現役引退を表明したことについては「姉のことを話すのは恥ずかしいが、自分の目標に向かってひたむきにがんばっているところや姿勢は影響を受けていたところがあると思う。姉が姉でよかったという気持ちがある」と素直な思いを語りました。
そして、先月中旬にシーズンを終えてから考えてきた来シーズン以降の進退については「スケートを続けるかどうかを考えるべきだと思っていたが、スケートを滑ることに対して前向きに思っている自分がいると気付いた」として現役を続ける考えを明らかにしました。
そのうえで、今後のトレーニングを行う環境については「選択肢はたくさんあるので、どれがベストなのかを考えたい」と明言を避けました。
ソース:NHK ニュース