セブン＆アイ そごう・西武せいぶの売却検討ばいきゃくけんとうもイトーヨーカ堂どうは維持いじ

　「セブン＆アイ・ホールディングス」は傘下さんかの百貨店ひゃっかてん「そごう・西武せいぶ」について、売却ばいきゃくを検討けんとうしていることを正式せいしきに明あきらかにしました。
　セブン＆アイが売却ばいきゃくを検討けんとうしているのは、西武池袋本店せいぶいけぶくろほんてんやそごう横浜店よこはまてんなど10店舗てんぽを展開てんかいする「そごう・西武せいぶ」です。
　業績不振ぎょうせきふしんで株主かぶぬしから売却ばいきゃくすべきとの指摘してきを受うけていましたが、井阪隆一社長いばんりゅういちしゃちょうは、初はじめて「売却ばいきゃくも含ふくめてあらゆる選択肢せんたくしを検討けんとうしている」と明あきらかにしました。
　関係者かんけいしゃによりますと、売却ばいきゃくに向むけた1次入札じにゅうさつはすでに締しめ切きられていますが、具体的ぐたいてきな進捗しんちょくについては明あきらかにしませんでした。
　また、傘下さんかのスーパー「イトーヨーカ堂どう」についても一部いちぶの株主かぶぬしから売却ばいきゃくすべきとの提案ていあんが出だされていますが、井阪社長いばんしゃちょうは、スーパーとコンビニの連携れんけいを強つよめればグループの成長せいちょうに繋つながるとして、売却ばいきゃくに否定的ひていてきな考かんがえを示しめしました。

ソース：NHK ニュース