小学生しょうがくせいの15人にんに1人ひとりが「家族かぞくの世話せわ」国くにが初はじめて調査ちょうさ

大人おとなの代かわりに家族かぞくの世話せわや介護かいごをしている子こどもを「ヤングケアラー」と言いいます。

厚生労働省こうせいろうどうしょうは今年ことしの1月がつ、小学生しょうがくせいのヤングケアラーについて初はじめて調査ちょうさをしました。6年生ねんせいの9700人にんぐらいが答こたえました。

「世話せわをしている家族かぞくがいる」と答こたえたのは6.5％で、15人にんに1人ひとりぐらいいました。きょうだいの世話せわをしている人ひとが71％でした。母親ははおやの世話せわが19.8％、父親ちちおやの世話せわが13.2％などでした。

どんな世話せわをしているかについて、病気びょうきの家族かぞくなどの様子ようすを見みている人ひとが40.4％でした。食事しょくじの準備じゅんびなどの家いえの仕事しごとが35.2％、きょうだいの世話せわや迎むかえに行いくことなどが28.5%などでした。

厚生労働省こうせいろうどうしょうは「小学生しょうがくせいにもヤングケアラーがいることがわかりました。必要ひつようなことをもっと考かんがえていきたいです」と話はなしています。

ソース：NHK ニュース