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プーチン大統領 “停戦交渉こう着 目的達成まで軍事作戦継続”
2022-04-12 14:45:09

ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアのプーチン大統領はウクライナと行っている停戦交渉について「ウクライナが当時の合意から後退し、こう着状態に陥った」と非難したうえで「目的が達成されるまで軍事作戦は継続する」と強調しました。
ロシアのプーチン大統領は12日、ロシア極東でベラルーシのルカシェンコ大統領と会談を行ったあと記者会見を開きました。
このなかでプーチン大統領は、トルコのイスタンブールで先月末に行われたウクライナとの停戦交渉について「ウクライナが当時の合意から後退し、こう着状態に陥った」と非難したうえで「交渉で最終合意に至り、目的が達成されるまで軍事作戦は継続する」と述べ、現時点では停戦に応じず、軍事侵攻を続けていく考えを強調しました。
また、プーチン大統領は、ロシア軍が撤退した首都近郊のブチャで多くの市民が殺害されているのが見つかり、欧米がロシアによる戦争犯罪だと非難していることについて「シリアで化学兵器が使用されたと騒がれた時と同じようにフェークだ」と主張し、ロシアの関与を一方的に否定しました。
ソース:NHK ニュース