東京とうきょう都と 新型しんがたコロナ 7人にん死亡しぼう 8540人にん感染かんせん 先週せんしゅう木曜もくようより約やく200人にん減げん

東京とうきょう都内とないの14日にちの感染かんせん確認かくにんは、1週間しゅうかん前まえの木曜日もくようびよりおよそ200人にん少すくない8540人にんでした。また、都とは感染かんせんが確認かくにんされた7人にんが死亡しぼうしたことを発表はっぴょうしました。

東京とうきょう都とは14日にち、都内とないで新あらたに「10歳さい未満みまん」から「100歳さい以上いじょう」の8540人にんが、新型しんがたコロナウイルスに感染かんせんしていることを確認かくにんしたと発表はっぴょうしました。

1週間しゅうかん前まえの木曜日もくようびに比くらべおよそ200人にん減へりました。

14日にちまでの7日間にちかん平均へいきんは7502.4人にんで、前まえの週しゅうの100.9％でした。

14日にちに確認かくにんされた8540人にんを年代ねんだい別べつに見みると、20代だいが最もっとも多おおく、全体ぜんたいの19.8％にあたる1689人にんでした。

65歳さい以上いじょうの高齢こうれい者しゃは497人にんで全体ぜんたいの5.8％でした。

また、これまでの都との基準きじゅんで集計しゅうけいした人工じんこう呼吸こきゅう器きかECMO＝人工じんこう心肺しんぱい装置そうちを使つかっている重症じゅうしょうの患者かんじゃは、14日にち時点じてんで21人にんで、13日にちより2人にん減へりました。

一方いっぽう、都とは感染かんせんが確認かくにんされた60代だいから90代だいの男女だんじょ合あわせて7人にんが死亡しぼうしたと発表はっぴょうしました。

専門せんもん家か「急激きゅうげきな感染かんせん拡大かくだいに厳重げんじゅうな警戒けいかいが必要ひつよう」

東京とうきょう都内とないの新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん状況じょうきょうについて、都との専門せんもん家かは、流行りゅうこうの主体しゅたいが感染かんせん力りょくがより高たかいとされる「BA.2」系統けいとうのウイルスに置き換おきかわったと考かんがえられるとしたうえで「急激きゅうげきな感染かんせんの拡大かくだいに厳重げんじゅうな警戒けいかいが必要ひつようだ」と指摘してきしました。

都とは13日にちまでの1週間しゅうかんの推移すいいを踏ふまえた、専門せんもん家かによる都内とないの感染かんせん状況じょうきょうと医療いりょう提供ていきょう体制たいせいの分析ぶんせき結果けっかを14日にち、公表こうひょうしました。

このうち、感染かんせん状況じょうきょうは4段階だんかいのうち最もっとも深刻しんこくな警戒けいかいレベルを維持いじし「感染かんせんの再さい拡大かくだいの危険きけん性せいが高たかいと思おもわれる」としています。

分析ぶんせき結果けっかによりますと、都とのスクリーニング検査けんさで、オミクロン株かぶのうち感染かんせん力りょくがより高たかいとされる「BA.2」系統けいとうの疑うたがいがあるウイルスの割合わりあいはさらに上昇じょうしょうし、今月こんげつ4日にちまでの1週間しゅうかんで76.7％に上のぼっています。

専門せんもん家かは「流行りゅうこうの主体しゅたいがBA.2系統けいとうに置き換おきかわったと考かんがえられる。新規しんき陽性ようせい者しゃが高たかい水準すいじゅんのまま増加ぞうかに転てんじると、急激きゅうげきに感染かんせんが拡大かくだいすることになり、厳重げんじゅうな警戒けいかいが必要ひつようだ」と指摘してきしました。

また、医療いりょう提供ていきょう体制たいせいの警戒けいかいレベルは、4段階だんかいのうち上うえから2番目ばんめを維持いじし「通常つうじょうの医療いりょうが制限せいげんされている状況じょうきょうである」としています。

専門せんもん家かは「減少げんしょう傾向けいこうにあった入院にゅういん患者かんじゃがわずかに増加ぞうかした」としたうえで「感染かんせんの再さい拡大かくだいに備そなえて、通常つうじょうの医療いりょう提供ていきょう体制たいせいとのバランスを保たもちながら、入院にゅういん、宿泊しゅくはくおよび自宅じたく療養りょうよう体制たいせいを柔軟じゅうなんに活用かつようする必要ひつようがある」と指摘してきしています。

ソース：NHK ニュース