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太陽系外から来た隕石、地球に衝突していた 初の「恒星間天体」と米軍が確認
2022-04-15 11:02:06

2014年に太平洋に落下した隕石が、太陽系外からやって来た「恒星間天体」だったことが、このほど公開された米国防総省宇宙コマンドの通知で確認されました。恒星間天体の観測は極めて珍しく、地球への衝突が確認されたのは初めてでした。
「CNEOS 2014―01―08」と呼ばれるこの隕石は、14年1月8日、パプアニューギニア北東部の沿岸に落下しました。当時米ハーバード大学の学生だった研究者のアミール・シラジ氏が19年に行った調査で、恒星間天体と特定していました。
シラジ氏は当時、17年に太陽系で初めて見つかった恒星間天体として知られる「オウムアムア」について研究しており、他の恒星間天体を探す目的で米航空宇宙局(NASA)の地球近傍天体研究センター(CNEOS)のデータベースを調査しました。その結果、わずか数日で、恒星間隕石と思われる天体を発見しました。
ソース:NHK ニュース