旭川市中あさひかわしちゅう2女子凍死じょしとうし 第三者委員会だいさんしゃいいんかいが14件けんのいじめ認定にんてい

　北海道旭川市ほっかいどうあさひかわしで去年きょねん、中学ちゅうがく2年ねんの女子生徒じょしせいとが凍死とうしした問題もんだいで市しの第三者委員会だいさんしゃいいんかいは、女子生徒じょしせいとは上級生じょうきゅうせいらから14件けんのいじめを受うけていたことを明あきらかにしました。
　旭川市あさひかわしで去年きょねん、凍死とうしした状態じょうたいで見みつかった当時中学とうじちゅうがく2年生ねんせいの広瀬爽彩ひろせそうあさんについて、第三者委員会だいさんしゃいいんかいは14件けんにわたるいじめを認定にんていしました。
　認定にんていした内容ないようはSNSで性的せいてきな動画どうがを長時間ちょうじかんにわたり要求ようきゅうしたことや、からかい続つづけてパニックになった爽彩そあさんに突つき放はなすような発言はつげんをしたことなどです。
　いじめには2つの学校がっこうの上級生じょうきゅうせい7人にんが関係かんけいしていたということです。
　この発表はっぴょうを受うけ、爽彩そあさんの遺族いぞくのコメントが読よみ上あげられました。
　遺族代理人いぞくだいりにん・小林大晋弁護士こばやしだいすすむべんごし：「学校がっこうは誰だれが見みてもいじめだと分わかる状況じょうきょうだったのに、なぜいじめではないと断言だんげんできたのでしょうか。今いまでも疑問ぎもんです。いじめは人ひとの命いのちを奪うばう恐おそろしいものと加害生徒かがいせいとたちは自覚じかくをして、命いのちの重おもさを感かんじてほしいと願ねがっています」

ソース：NHK ニュース