給付きゅうふ金きん463世帯せたい分ぶんを1世帯せたいに 4630万まん円えん回収かいしゅうできず 山口やまぐち 阿武あぶ町まち

新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうで生活せいかつに困窮こんきゅうする世帯せたいに10万まん円えんを給付きゅうふする国くにの臨時りんじ特別とくべつ給付きゅうふ金きんについて、山口やまぐち県けん阿武あぶ町まちは対象たいしょうとなった463世帯せたいに対にたいする給付きゅうふ金きん、合あわせて4630万まん円えんを誤あやまって1つの世帯せたいの口座こうざに振り込ふりこみました。この問題もんだいで阿武あぶ町まちは22日にち、振り込ふりこみから2週間しゅうかんが経過けいかした今いまも給付きゅうふ金きんを回収かいしゅうできていないことを明あきらかにしました。

これは22日にち、阿武あぶ町まちの花田はなた憲彦のりひこ町長ちょうちょうが会見かいけんして明あきらかにしました。

阿武あぶ町まちは今月こんげつ8日にちに新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうで生活せいかつが困窮こんきゅうしている463世帯せたいに対にたいする給付きゅうふ金きん、合あわせて4630万まん円えんを誤あやまって1つの世帯せたいの口座こうざに振り込ふりこみました。

口座こうざ持もつ住民じゅうみん「入金にゅうきんされたお金おかねは動うごかしている 元もとに戻もどせない」

その後そのご、この口座こうざを持もつ住民じゅうみんと返却へんきゃくに向むけた手続てつづきを進すすめようとしていましたが、途中とちゅうからこの住民じゅうみんと連絡れんらくがつかない状態じょうたいが続つづいたということです。

21日にちになって住民じゅうみんと直接ちょくせつ会あって返却へんきゃくを求もとめたところ「入金にゅうきんされたお金おかねは動うごかしている。もう元もとに戻もどせないし罪つみも償つぐなう」などと言いわれ、返却へんきゃくを拒こばまれたということです。

阿武あぶ町まちは給付きゅうふ金きんの回収かいしゅうに向むけて警察けいさつや弁護士べんごしに相談そうだんしながら今後こんごの対応たいおうを検討けんとうしているということで、花田はなた町長ちょうちょうは「痛恨つうこんの極きわみでこのような事態じたいになったことを町民ちょうみんの皆みなさんに心こころからお詫おわびします」と話はなしています。

ソース：NHK ニュース