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ロシアによる軍事ぐんじ侵攻しんこう2か月かげつ ウクライナがわ徹底てってい抗戦こうせんかま

2022-04-24 02:50:19

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ロシアによるウクライナへの軍事ぐんじ侵攻しんこうはじまってから24にちで2か月かげつとなりました。ロシアぐん来月らいげつ予定よていされているだい2世界せかい大戦たいせんの「戦勝せんしょう記念きねん」にけ、ウクライナ東部とうぶ南部なんぶ攻勢こうせいつよめる一方いっぽう、ウクライナがわ欧米おうべいからの軍事ぐんじ支援しえんけて徹底てってい抗戦こうせんするかまで、戦闘せんとうがさらに長期ちょうきする懸念けねんています。

ロシアによるウクライナへの軍事ぐんじ侵攻しんこうはじまってから24にちで2か月かげつとなりました。

ロシアぐんは、首都しゅとキーウの早期そうき掌握しょうあく断念だんねんしたあと東部とうぶでの作戦さくせん強化きょうかしていて、21にちには要衝ようしょうのマリウポリを掌握しょうあくしたと宣言せんげんしました。ロシアぐんは、作戦さくせんが「だい2段階だんかい」にはいったとして、だい規模きぼ戦闘せんとうけた部隊ぶたい移動いどうすすめていて、ロシア国防省こくぼうしょうは23にち東部とうぶ各地かくちをミサイルなど攻撃こうげきしたと発表はっぴょうしました。

また南部なんぶ港湾こうわん都市としオデーサ近郊きんこう軍用ぐんよう飛行場ひこうじょうをミサイルで攻撃こうげきし、欧米おうべいがわから供与きょうよされた兵器へいき破壊はかいしたとしています。

しかしオデーサのトゥルハノフ市長しちょうは、この攻撃こうげき生後せいご3か月かげつ女の子おんなのこふく、8にん死亡しぼう確認かくにんされたとSNSじょうあきらかにしました。
一方いっぽうロシアのプーチン大統領だいとうりょうは、首都しゅとモスクワの中心ちゅうしんあるロシア正教せいきょうかいだい聖堂せいどうおとずれ、キリストの復活ふっかついわ24にち復活ふっかつさいわせたミサに参列さんれつしました。

プーチン大統領だいとうりょうきゅうソビエトがだい2世界せかい大戦たいせんでナチス・ドイツに勝利しょうりした来月らいげつ9にちの「戦勝せんしょう記念きねん」にけ、軍事ぐんじ侵攻しんこう成果せいかをロシア国民こくみん印象いんしょうづけたい思惑おもわくあるとされ、東部とうぶ2しゅう完全かんぜん掌握しょうあくし、ロシアが一方いっぽうてき併合へいごうした南部なんぶクリミアにかけての地域ちいき支配しはいことをねらっているとみられます。

これに対にたい、ウクライナがわは、欧米おうべいからの軍事ぐんじ支援しえんけてマリウポリをふく東部とうぶ南部なんぶ徹底てってい抗戦こうせんするかまです。
ゼレンスキー大統領だいとうりょうは23にち首都しゅとキーウの地下鉄ちかてつえき記者きしゃ会見かいけんひらき、アメリカのブリンケン国務こくむ長官ちょうかんとオースティン国防こくぼう長官ちょうかんが24にちにキーウを訪問ほうもんする予定よていだとあきらかにしました。

そのうえで「わたしたちが必要ひつようとしている武器ぶき供与きょうよしてもらえる時期じきについて話し合はなしあことになるだろう」とべ、アメリカによる軍事ぐんじ支援しえんなどをめぐって協議きょうぎおこなわれるという見通みとおしめしました。

またわたし戦争せんそうわらせたい。さらにおお犠牲ぎせいしゃかもしれず、どんなリーダーであれ、外交がいこうによるみちざしてはならない」とべ、ロシアがわ交渉こうしょうつづける用意よういある強調きょうちょうしました。

ロシアとウクライナの停戦ていせん交渉こうしょうは、ウクライナの「中立ちゅうりつなどをめぐって合意ごうい文書ぶんしょ草案そうあんやり取やりとつづいているとみられますが話し合はなしあおおきく停滞ていたいしています。

こうしたなか国連こくれんのグテーレス事務じむ総長そうちょうが、26にちにロシアでプーチン大統領だいとうりょうと、28にちにはウクライナでゼレンスキー大統領だいとうりょうそれぞれ会談かいだんする予定よていで、現状げんじょう打開だかいにつながるのか注目ちゅうもくされます。

ただプーチン大統領だいとうりょうは、軍事ぐんじ侵攻しんこうをやめるきざせておらず、戦闘せんとうがさらに長期ちょうきする懸念けねんています。
ソース:NHK ニュース