日ひロのサケ・マス漁交渉妥結りょうこうしょうだけつ　来月初旬らいげつしょじゅんに操業開始そうぎょうかいし

　水産庁すいさんちょうはサケ・マスの漁獲量ぎょかくりょうなどを巡めぐる日本にっぽんとロシアとの漁業交渉ぎょぎょうこうしょうが妥結だけつしたと発表はっぴょうしました。日本側にっぽんがわの操業開始そうぎょうかいしは来月初旬らいげつしょじゅんになる見通みとおしです。
　水産庁すいさんちょうによりますと、日本にっぽんの排他的経済水域はいたてきけいざいすいいきで行おこなわれるサケ・マスの流ながし網漁あみりょうの日本漁船にっぽんぎょせんの操業条件そうぎょうじょうけんは、漁獲量ぎょかくりょうがサケ・マス合あわせて例年並れいねんなみの2050トンに決きまりました。
　ロシアに支払しはらう漁業協力費ぎょぎょうきょうりょくひは最低額さいていがくが去年きょねんより6000万円引まんえんひき下さげられ、2億円おくえんから3億円余おくえんあまりの範囲はんいで漁獲高ぎょかくだかに応おうじて決きめます。
　操業そうぎょうは例年れいねん、4月がつ10日とおかに始はじまりますが今年ことしはロシアのウクライナ侵攻しんこうの影響えいきょうで交渉こうしょうが始はじまらず、漁りょうができない状態じょうたいが続つづいていました。
　日本にっぽんが経済制裁けいざいせいさいを科かすなか、異例いれいの合意ごういとなりました。

ソース：NHK ニュース