アメリカのバイデン大統領は25日、ウクライナに駐在する大使に、現在、スロバキアで大使を務めるブリジット・ブリンク氏を指名すると発表しました。
ウクライナに駐在するアメリカの大使は、3年前から空席になっていて、24日に首都キーウを訪問したブリンケン国務長官が、ウクライナへの支援強化の一環としてバイデン大統領が近く、大使を指名すると明らかにしていました。
ブリンク氏はアメリカ議会上院で承認されれば大使に就任することになります。
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【随時更新】ロシア ウクライナに軍事侵攻(26日の動き)
2022-04-25 15:02:40

ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻が続いています。
ウクライナの各地でロシア軍とウクライナ軍が戦闘を続けていて、大勢の市民が国外へ避難しています。戦闘の状況や関係各国の外交などウクライナ情勢をめぐる26日(日本時間)の動きを随時更新でお伝えします。
(日本とウクライナ、ロシアのモスクワとは6時間の時差があります)
ウクライナの各地でロシア軍とウクライナ軍が戦闘を続けていて、大勢の市民が国外へ避難しています。戦闘の状況や関係各国の外交などウクライナ情勢をめぐる26日(日本時間)の動きを随時更新でお伝えします。
(日本とウクライナ、ロシアのモスクワとは6時間の時差があります)
バイデン大統領 ウクライナ大使を発表
プーチン大統領 「欧米がロシア報道機関にテロを計画」
ロシアのプーチン大統領は25日モスクワ市内で行われた検察当局の会合で演説し「ウクライナでの軍事作戦によって、ウクライナのネオナチ組織や外国のよう兵などによる国際法に違反する犯罪などが明らかになっている。外国のメディアやSNSを利用した、ロシア軍に対する挑発行為も徹底的に調査されるべきだ。ロシアでの犯罪に対処しなければならない」と述べました。
その上で、プーチン大統領は、ロシアの著名なジャーナリストを暗殺しようとするテロ計画を、25日にロシアの治安機関FSB=(エフ・エス・ビー)連邦保安庁が未然に防いだと述べました。
これについて、FSBは25日、ネオナチ思想を持つロシアの組織が、ウクライナの治安当局の指示で、プーチン政権に近い著名なキャスター、ウラジーミル・ソロビヨフ氏を暗殺しようとしたものの、犯行グループを拘束したと発表しました。
また、プーチン大統領は演説で、アメリカなど欧米の諜報機関がロシアとの情報戦を制するためにロシアの報道機関に対するテロを計画しているなどと一方的に主張しました。
その上で、プーチン大統領は、ロシアの著名なジャーナリストを暗殺しようとするテロ計画を、25日にロシアの治安機関FSB=(エフ・エス・ビー)連邦保安庁が未然に防いだと述べました。
これについて、FSBは25日、ネオナチ思想を持つロシアの組織が、ウクライナの治安当局の指示で、プーチン政権に近い著名なキャスター、ウラジーミル・ソロビヨフ氏を暗殺しようとしたものの、犯行グループを拘束したと発表しました。
また、プーチン大統領は演説で、アメリカなど欧米の諜報機関がロシアとの情報戦を制するためにロシアの報道機関に対するテロを計画しているなどと一方的に主張しました。
ウクライナから国外避難523万人(24日時点)
UNHCR=国連難民高等弁務官事務所のまとめによりますと、ロシア軍の侵攻を受けてウクライナから国外に避難した人の数は、24日の時点で523万人余りとなっています。
主な避難先は、
▼ポーランドがおよそ290万人、
▼ハンガリーがおよそ49万人、
▼モルドバがおよそ43万人などとなっています。
また、▼ルーマニアには23日の時点でおよそ77万人が避難しています。
▼ロシアに避難した人は、24日の時点でおよそ60万人となっています。
主な避難先は、
▼ポーランドがおよそ290万人、
▼ハンガリーがおよそ49万人、
▼モルドバがおよそ43万人などとなっています。
また、▼ルーマニアには23日の時点でおよそ77万人が避難しています。
▼ロシアに避難した人は、24日の時点でおよそ60万人となっています。
ソース:NHK ニュース