▽新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、憲法で保障されている国民の自由や権利が損なわれることがあったと思うかどうか聞いたところ、
◇「思う」(14%)と
◇「どちらかといえば思う」(29%)は
合わせて42%で、去年の同じ時期に行った調査の38%から増えています。
一方、
◇「どちらかといえば思わない」(26%)と
◇「思わない」(25%)は
合わせて50%で、去年の調査の55%から減っています。
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憲法「自由や権利」コロナ禍で“損なわれることがあった”42%
2022-05-03 03:14:40

3日は日本国憲法の施行から75年となる憲法記念日です。NHKの世論調査で、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、憲法で保障されている国民の自由や権利が損なわれることがあったと思うかどうか聞いたところ「思う」と「どちらかといえば思う」は合わせて42%と、去年よりやや増加しました。
NHKは先月15日から3日間、全国の18歳以上を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかけるRDDという方法で世論調査を行いました。
調査の対象になったのは2978人で、50.6%にあたる1508人から回答を得ました。



憲法で保障されている国民の自由や権利が損なわれることがあったと「思う」「どちらかといえば思う」と答えた人に、最もあてはまる理由を聞いたところ、
▽「移動や営業の自由が制限されたから」が28%
▽「最低限の生活を維持できない人がいたから」が26%
▽「必要な医療を受けられない人がいたから」が22%
▽「感染者などへの差別や偏見があったから」が20%となりました。
※調査結果は四捨五入しているため合計が100%にならないことがあります。
▽「移動や営業の自由が制限されたから」が28%
▽「最低限の生活を維持できない人がいたから」が26%
▽「必要な医療を受けられない人がいたから」が22%
▽「感染者などへの差別や偏見があったから」が20%となりました。
※調査結果は四捨五入しているため合計が100%にならないことがあります。
ソース:NHK ニュース