ごみ工場こうじょうのCO2を都市としガス原料げんりょうに　「メタネーション」で脱炭素だつたんそ

　ごみ工場こうじょうで焼却しょうきゃくする際さいに発生はっせいするCO2＝二酸化炭素にさんかたんそを都市としガスの原料げんりょうにする実証実験じっしょうじっけんが28日にち、横浜市よこはましで始はじまりました。

　実証実験じっしょうじっけんでは横浜市鶴見区よこはましつるみくにあるごみ焼却工場しょうきゃくこうじょうの排はいガスから回収かいしゅうされたCO2を近ちかくにある東京とうきょうガスの施設しせつで水素すいそと反応はんのうさせて都市としガスの主成分しゅせいぶんメタンを生成せいせいさせます。

　この技術ぎじゅつは「メタネーション」と呼よばれ、脱炭素社会だつたんそしゃかいの実現じつげんに向むけた柱はしらの一ひとつとされています。

　横浜市よこはまし　山中竹春市長やまなかたけはるしちょう：「CO2の分離ぶんり、回収技術かいしゅうぎじゅつ、そしてメタネーション。今後こんごの我わが国くにの社会経済産業構造しゃかいけいざいさんぎょうこうぞうを大おおきく変かえるものである」

　今回こんかいの実証実験じっしょうじっけんは横浜市よこはましと東京とうきょうガス、三菱重工業みつびしじゅうこうぎょうが地域連携ちいきれんけいの形かたちで行おこなっています。

ソース：NHK ニュース