ニジェールから仏国民ふつこくみんら退避たいひ 在留邦人ざいりゅうほうじん2人ふたりパリに到着とうちゃく

　クーデターが起おきたアフリカのニジェールで、欧米おうべいへの反感はんかんが高たかまっていることから、フランス政府せいふは現地げんちに住すむ自国民じこくみんらの退避たいひを始はじめました。在留邦人ざいりゅうほうじん2人ふたりも退避たいひしました。

　フランスの軍用機ぐんようき2機きが1日ついたち、避難ひなんする自国民じこくみんやEU＝ヨーロッパ連合れんごうの市民しみんらを乗のせニジェールの首都しゅとニアメーの空港くうこうを飛とび立たちました。

　およそ数百人すうひゃくにんが退避たいひを希望きぼうしていて、出発前しゅっぱつまえの空港くうこうには子連こづれの家族かぞくなどが大勢集たいせいあつまり、ごった返かえしました。

　松野官房長官まつのかんぼうちょうかんは現地げんちの在留邦人ざいりゅうほうじん2人ふたりがフランスが手配てはいした航空機こうくうきで退避たいひし、パリに到着とうちゃくしたと明あきらかにしました。

　日本政府にっぽんせいふは確認かくにんできる現地げんちのすべての在留邦人ざいりゅうほうじんと連絡れんらくが取とれているということです。

　フランス軍ぐんは現段階げんだんかいで、ニジェールから撤退てったいする計画けいかくはないとしています。

ソース：NHK ニュース