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株価 小幅な値動き アメリカ国債格下げ いったん様子見強まる
2023-08-04 07:07:45

4日の東京株式市場、日経平均株価は小幅な値動きとなりました。
▽日経平均株価、4日の終値は3日より、33円47銭高い3万2192円75銭
▽東証株価指数=トピックスは、6.28上がって、2274.63
▽1日の出来高は15億8609万株でした。
アメリカ国債の格下げなどを背景に、3日までの2日間で1300円を超える急落となった東京株式市場。
4日は投資家の間でいったん様子見の姿勢が強まり、小幅な値動きとなりました。
債券市場も、アメリカの長期金利の上昇や、日銀が先週開いた会合で政策の運用を見直したことを背景に、3日は、長期金利が9年ぶりの水準まで上昇しましたが、4日は大きく動いていません。
こうした中で、市場関係者が注目しているのが日本時間の4日夜、発表されるアメリカの雇用統計です。
雇用情勢が引き続き堅調だという結果となれば、アメリカで金融引き締めが長期化し、さらなる金利の上昇につながる可能性があるとの見方も出ています。
長期金利の動向は、株価にも大きく影響するだけに、統計の内容に市場関係者の関心が集まっています。
ソース:NHK ニュース