5日も広い範囲で気温が上がり、東日本や西日本の各地で38度以上の危険な暑さが予想されています。熱中症への厳重な警戒を続けてください。一方、前線の影響で、5日夜遅くにかけて北海道の日本海側を中心に断続的に激しい雨が降って大雨となるおそれがあり、土砂災害に警戒が必要です。
気象庁によりますと5日も広い範囲で気温が上がり日中の最高気温は
▽兵庫県豊岡市で39度、
▽埼玉県熊谷市や福井市、京都府舞鶴市、鳥取市、福岡県久留米市、佐賀市で38度などと、東日本や西日本の各地で危険な暑さが予想されています。
このほか
▽福島市で37度、
▽東京の都心や大阪市、広島市、高松市で36度などと猛烈な暑さが続く見込みです。
気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、青森県と岩手県、宮城県、山形県、福島県、群馬県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、山梨県、長野県、静岡県、愛知県、三重県、新潟県、富山県、石川県、福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、岡山県、広島県、島根県、鳥取県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、山口県、福岡県、長崎県、佐賀県、熊本県、大分県、奄美地方除く鹿児島県に熱中症警戒アラートを発表しています。
また、▽北日本と東日本では今月10日ごろにかけて、▽西日本と関東甲信では6日も35度以上の猛烈な暑さが続くとして、気象庁は高温に関する気象情報を発表しています。
熱中症で体調を崩したり亡くなったりするケースが全国で相次いでいます。
不要不急の外出は避け、屋内でもエアコンなどで室温を適切に調節し、のどが渇いていなくてもこまめに水分を補給するなど、対策を徹底してください
北海道の
日本海側 夜遅くにかけ
大雨の
見込み一方、前線の影響で、北海道では局地的に雨雲が発達しています。
5日夜遅くにかけて北海道の日本海側を中心に雷を伴って激しい雨が断続的に降り、大雨となる見込みで、6日にかけての総雨量が8月の平年の1か月分を超えるおそれがあります。
気象庁は土砂災害に警戒し、低い土地の浸水や川の増水に十分注意するよう呼びかけています。
ふだん、大雨になることが少ない地域でまとまった雨が予想され、災害の危険性が高まるおそれがあります。
雨の降り方や自治体から発表される情報などに注意し、状況が悪化する前に安全な場所に避難するようにしてください。