ポーランドとリトアニア、「ワグネルの動うごき」警戒けいかい　スバウキ回廊かいろうで首脳会談しゅのうかいだん

ポーランドのモラビエツキ首相しゅしょうとリトアニアのナウセーダ大統領だいとうりょうは３日みっか、両国国境りょうこくこっきょうの「スバウキ回廊かいろう」で会談かいだんし、ロシアからベラルーシに移動いどうしたロシアの民間軍事会社みんかんぐんじがいしゃワグネルの戦闘員せんとういんらが北大西洋条約機構きたたいせいようじょうやくきこう（ＮＡＴＯ）加盟国かめいこくの領土りょうどの東側ひがしがわを不安定化ふあんていかさせようとする可能性かのうせいがあるとの懸念けねんを示しめした。

会談後かいだんごの共同記者会見きょうどうきしゃかいけんでモラビエツキ氏しは「ワグネルは極きわめて危険きけんで、このグループの部隊ぶたいはＮＡＴＯの東側ひがしがわを不安定化ふあんていかさせるために同地域どうちいきに向むけて配備はいびされている」と指摘してきした。

モラビエツキ氏しは先月せんげつ、ワグネルの戦闘員せんとういん１００人にんあまりが、ベラルーシとロシアの飛とび地ちカリーニングラード州しゅうの間あいだに横よこたわるポーランド領りょうのスバウキ回廊かいろうの方向ほうこうに向むかっているとの情報じょうほうが入はいったと警告けいこくしていた。

リトアニアの公共放送局こうきょうほうそうきょくＬＲＴによると、ナウセーダ氏しは３日みっか、軍ぐんの配備計画はいびけいかくを更新こうしんするなど、すでにベラルーシとの国境こっきょうでの警備強化けいびきょうかを図はかっていることを明あきらかにした。

同氏どうしはまた、ワグネルの戦闘員せんとういんによる敵対行為てきたいこういは全すべてロシアによる行為こういとみなされるとの見方みかたを示しめした。

ソース：NHK ニュース