ファイザーワクチン 冷蔵庫れいぞうこでの保管ほかん可能かのう期間きかん 1か月かげつ間かんに延長えんちょうへ

アメリカの製薬せいやく大手おおてファイザーなどが開発かいはつした新型しんがたコロナウイルスのワクチンについて、厚生こうせい労働ろうどう省しょうは、一般いっぱん的てきな冷蔵庫れいぞうこで保管ほかんできる期間きかんを、現在げんざいの5日間にちかんから1か月かげつ間かんに延長えんちょうする方針ほうしんを決きめました。

ファイザーとドイツのビオンテックが開発かいはつした新型しんがたコロナウイルスのワクチンは、長期ちょうき間かん保管ほかんするには、特殊とくしゅな冷凍庫れいとうこを使つかってマイナス75度ど前後ぜんごに保たもたなくてはならないとされています。

2度どから8度どの冷蔵れいぞう状態じょうたいで保管ほかんできるのは5日間にちかんまでで、同おなじく日本にっぽんで承認しょうにんされているモデルナのワクチンは30日間にちかん、アストラゼネカのワクチンは6か月かげつ間かんとなっています。

こうした中なか、ファイザーなどは、2度どから8度どで最長さいちょう1か月かげつ間かん保管ほかんできるというデータを新あらたにまとめ、厚生こうせい労働ろうどう省しょうも保管ほかん期間きかんの延長えんちょうを認みとめる方針ほうしんを決きめました。

一般いっぱん的てきな冷蔵庫れいぞうこでも2度どから8度どに冷蔵れいぞうすることができるため、自治体じちたいや医療いりょう機関きかんがこれまでより保管ほかんや管理かんりをしやすくなります。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうは今月こんげつ31日にちにも取り扱とりあつかいの文書ぶんしょを改訂かいていする方針ほうしんで、EU＝ヨーロッパ連合れんごうとFDA＝アメリカ食品しょくひん医薬品いやくひん局きょくも今月こんげつ、同様どうように取り扱とりあつかいに関にかんする規則きそくを改訂かいていしています。

ソース：NHK ニュース