中国最貧ちゅうごくさいひんの山岳地帯さんがくちたいに巨大きょだいな“IT特区とっく”アップルも…

　中国内陸部ちゅうごくないりくぶの山岳地帯さんがくちたい、中国ちゅうごくで最もっとも貧まずしいとも言いわれる貴州省きしゅうしょう。険けわしい山道さんどうを抜ぬけると突如とつじょ、現あらわれたのが巨大きょだいIT特区とっく「ビッグデータバレー」と呼よばれる「貴安新区きあんしんく」です。
　東京とうきょう23区くの3倍ばいの広大こうだいな敷地しきちに「ファーウェイ」やオンラインゲームなどを手掛てがける「テンセント」など中国ちゅうごくを代表だいひょうするIT企業きぎょうのデータセンターが並ならびます。
　中国ちゅうごくの通信大手つうしんおおて「ファーウェイ」の巨大施設きょだいしせつ。チェコの首都しゅとプラハの街まちを模もしたと言いわれています。まさにヨーロッパの街並まちなみ。ただ、行いき交かうのは皆みな、中国人ちゅうごくじんの作業員さぎょういんです。
　この特区とっくには2025年ねんまでに総額そうがく1000億元おくげん（1兆ちょう7000億円おくえん）が投資とうしされる見込みこみです。中国政府ちゅうごくせいふは新あらたな成長せいちょうエンジンにしたい思惑おもわくです。

ソース：NHK ニュース