ショッピングサイトのプログラム改かいざん クレジット情報じょうほう流出りゅうしゅつか

東京とうきょうのIT企業きぎょうが開発かいはつし、複数ふくすうのショッピングサイトなどで導入どうにゅうされている入力にゅうりょくフォームのプログラムが何者なにものかに改かいざんされ、少すくなくとも3000件けん以上いじょうのクレジットカードの情報じょうほうが流出りゅうしゅつしたおそれがあることがわかりました。

改かいざんされたのは、東京とうきょう 港みなと区くにあるIT企業きぎょう「ショーケース」が開発かいはつし、ショッピングサイトなどで導入どうにゅうされている入力にゅうりょくフォームのサービスのプログラムです。

会社かいしゃによりますと、ことし7月つき、取引とりひき先さきから指摘してきを受うけ調査ちょうさした結果けっか、3種類しゅるいのサービスのプログラムが外部がいぶからの不正ふせいアクセスによって改かいざんされていたことがわかったということです。

これらのサービスは、さまざまなショッピングサイトなどに少すくなくとも5000以上いじょう導入どうにゅうされているということで、このうち一部いちぶのサイトで、入力にゅうりょくされた情報じょうほうが外部がいぶに流出りゅうしゅつしたおそれがあるとしています。

このサービスを利用りようしていた靴くつの販売はんばいなどを行おこなっている「エービーシー・マート」によりますと、ことし7月つき24日にちから26日にちまでに自社じしゃサイトで入力にゅうりょくフォームを使つかった利用りよう者しゃのおよそ2300件けんのクレジットカードの番号ばんごうやセキュリティコードなどが流出りゅうしゅつしたおそれがあるとしているほか、「ユーキャン」では200件けん、「富士ふじフイルムイメージングシステムズ」は500件けん余あまり、それに「出光クレジットいでみつくれじっと」もクレジットカード情報じょうほうなどが流出りゅうしゅつしたおそれがあると公表こうひょうしています。

「ショーケース」は、「関係かんけい者しゃの皆様みなさまには多大ただいなるご迷惑めいわくをおかけする事態じたいとなり、深ふかくおわび申し上もうしあげます」などとコメントしています。

ソース：NHK ニュース