韓国軍の合同参謀本部は、北朝鮮が28日午前11時59分ごろから午後0時18分ごろにかけて、東部のカンウォン(江原)道トンチョン付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射したと発表しました。
韓国軍は、アメリカ軍とともに詳しい情報の収集や分析を急いでいます。
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北朝鮮が日本海に向け弾道ミサイル発射 韓国軍が発表
2022-10-28 04:29:47

韓国軍の合同参謀本部は北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射したと28日正午すぎに発表しました。韓国軍は、アメリカ軍とともに詳しい情報の収集や分析を急いでいます。
また政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している官邸対策室で、情報の収集にあたっています。
また政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している官邸対策室で、情報の収集にあたっています。
韓国軍「東部から短距離弾道ミサイル2発を発射」
異例の頻度で発射繰り返す北朝鮮 最近の発射は
先月はいずれも短距離弾道ミサイルで
▽25日に北西部ピョンアン(平安)北道のテチョン(泰川)付近から1発
▽28日に首都ピョンヤン(平壌)郊外の国際空港があるスナン(順安)付近から2発
▽29日に西部ピョンアン(平安)南道のスンチョン(順川)付近から2発を発射しました。
また今月は、
▽1日にピョンヤン郊外のスナン付近から短距離弾道ミサイル2発、
▽4日に中距離弾道ミサイル1発を北部のチャガン(慈江)道ムピョンリ(舞坪里)付近から日本の上空を通過させる形で発射しました。
▽また6日に、ピョンヤン郊外のサムソク(三石)付近から短距離弾道ミサイル2発▽9日に東部のカンウォン(江原)道ムンチョン(文川)付近から短距離弾道ミサイル2発
▽12日に西部のピョンアン南道ケチョン(价川)付近から巡航ミサイル2発
▽14日にもピョンヤン郊外のスナン付近から短距離弾道ミサイル1発を発射していました。
▽25日に北西部ピョンアン(平安)北道のテチョン(泰川)付近から1発
▽28日に首都ピョンヤン(平壌)郊外の国際空港があるスナン(順安)付近から2発
▽29日に西部ピョンアン(平安)南道のスンチョン(順川)付近から2発を発射しました。
また今月は、
▽1日にピョンヤン郊外のスナン付近から短距離弾道ミサイル2発、
▽4日に中距離弾道ミサイル1発を北部のチャガン(慈江)道ムピョンリ(舞坪里)付近から日本の上空を通過させる形で発射しました。
▽また6日に、ピョンヤン郊外のサムソク(三石)付近から短距離弾道ミサイル2発▽9日に東部のカンウォン(江原)道ムンチョン(文川)付近から短距離弾道ミサイル2発
▽12日に西部のピョンアン南道ケチョン(价川)付近から巡航ミサイル2発
▽14日にもピョンヤン郊外のスナン付近から短距離弾道ミサイル1発を発射していました。
北朝鮮をめぐる最近の動きは
弾道ミサイルなどの発射を繰り返す北朝鮮に対し、日米韓3か国は連携して抑止力の強化を進めています。
アメリカは先月に続いて今月5日にも、原子力空母を日本海に再び展開し、日本や韓国とともに共同訓練を行いました。
さらに今月17日から28日までは、韓国軍の定例の野外機動訓練が一部アメリカ軍も参加して行われているほか、31日からは、最新鋭のステルス戦闘機が参加する米韓空軍の共同訓練が始まる予定です。
一方、北朝鮮は、今月9日までの15日間、キム・ジョンウン(金正恩)総書記の立ち会いのもとで、軍の戦術核運用部隊の訓練を実施し、弾道ミサイルを7回発射しました。
キム総書記は「必要な場合、すべての軍事的な対応措置を講じていく」と述べていて、北朝鮮は14日以降、日本海や朝鮮半島西側の黄海に向け、韓国側への警告として多数の砲撃を繰り返すなど、対決姿勢を強めていました。
アメリカは先月に続いて今月5日にも、原子力空母を日本海に再び展開し、日本や韓国とともに共同訓練を行いました。
さらに今月17日から28日までは、韓国軍の定例の野外機動訓練が一部アメリカ軍も参加して行われているほか、31日からは、最新鋭のステルス戦闘機が参加する米韓空軍の共同訓練が始まる予定です。
一方、北朝鮮は、今月9日までの15日間、キム・ジョンウン(金正恩)総書記の立ち会いのもとで、軍の戦術核運用部隊の訓練を実施し、弾道ミサイルを7回発射しました。
キム総書記は「必要な場合、すべての軍事的な対応措置を講じていく」と述べていて、北朝鮮は14日以降、日本海や朝鮮半島西側の黄海に向け、韓国側への警告として多数の砲撃を繰り返すなど、対決姿勢を強めていました。
政府関係者「日本のEEZや領域への飛来確認されず」
政府関係者によりますと、現時点で、日本のEEZ=排他的経済水域や領域への飛来は確認されておらず、関係機関からの被害などの報告もないということです。
ソース:NHK ニュース