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岸田首相 山際前大臣の辞任を陳謝「任命責任を重く受け止め」
2022-10-28 03:51:00

山際前経済再生担当大臣の辞任を受けて参議院本会議で質疑が行われ、岸田総理大臣は国会開会中の辞任を改めて陳謝し「任命責任を重く受け止めている」と述べました。

参議院本会議では冒頭、後任に起用された後藤経済再生担当大臣が「物価高や円安への対応、構造的な賃上げなどを重点分野として思い切った対策を取りまとめ、全力で国民の暮らしを守り、わが国の未来を切り開いていく」と述べました。

続いて野党側の質疑が行われ、立憲民主党の石橋通宏氏は「岸田総理大臣は予算委員会で山際大臣の解任を明確に否定した僅か数時間後に解任した。国会、国民を愚弄する行為で、問われているのは総理自身の責任だ」とただしました。
これに対し岸田総理大臣は国会開会中の大臣の辞任を改めて陳謝したうえで「任命責任を重く受け止めている。政府一丸となって国政の運営にしっかりと取り組むことで職責を果たす」と述べました。
また、安倍元総理大臣や細田衆議院議長も含め、自民党と旧統一教会との関係を徹底的に調査するよう求められたのに対し、岸田総理大臣は「細田議長は三権の長であり、自身の判断で適切に対応するべきだ。安倍元総理大臣は本人が亡くなられた今、十分な調査はできない。党としては所属国会議員による点検結果を取りまとめ、すでに公表しており『推薦確認書』と、点検結果との関係については議員本人が説明すべきだ」と述べ、改めて調査は行わない考えを重ねて示しました。
これに対し岸田総理大臣は国会開会中の大臣の辞任を改めて陳謝したうえで「任命責任を重く受け止めている。政府一丸となって国政の運営にしっかりと取り組むことで職責を果たす」と述べました。
また、安倍元総理大臣や細田衆議院議長も含め、自民党と旧統一教会との関係を徹底的に調査するよう求められたのに対し、岸田総理大臣は「細田議長は三権の長であり、自身の判断で適切に対応するべきだ。安倍元総理大臣は本人が亡くなられた今、十分な調査はできない。党としては所属国会議員による点検結果を取りまとめ、すでに公表しており『推薦確認書』と、点検結果との関係については議員本人が説明すべきだ」と述べ、改めて調査は行わない考えを重ねて示しました。
ソース:NHK ニュース