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米軍 嘉手納基地に配備のF15戦闘機 老朽化で来年退役か
2022-10-28 03:56:03

欧米の複数メディアは、アメリカ軍が沖縄の嘉手納基地に配備しているF15戦闘機について、機体の老朽化が進んでいることから来年で退役させることを計画していると伝えました。
イギリスのフィナンシャル・タイムズは27日、アメリカ空軍が沖縄の嘉手納基地に配備しているF15戦闘機について、機体の老朽化が進んでいることから、来年、退役させることを計画していると伝えました。
報道によりますと、アメリカ軍は、代わりにF22ステルス戦闘機をアラスカ州の基地から半年ごとの交代で派遣する方針だということです。
一方、別のメディアはF15戦闘機が退役したあと、将来的に嘉手納基地に別の戦闘機を常時、配備するかは決まっていないと報じています。
嘉手納基地はことし8月、アメリカのペロシ下院議長の台湾訪問を受けて、地域の緊張の高まりが懸念される中、別の基地から空中給油機が多数飛来するなど、戦略的に重要な拠点となっています。
計画についてフィナンシャル・タイムズは、戦闘機の常時配備をやめれば、中国に対する抑止力の低下につながるとする専門家の見方などを伝えています。
ソース:NHK ニュース