女子シングルで優勝した渡辺選手は前半のショートプログラムは6位でしたが、29日のフリーで冒頭のトリプルアクセルを決めるとその後の演技を大きなミス無くまとめて134.32をマークしショートプログラムとの合計で197.59としてグランプリシリーズ初制覇を果たしました。
今シーズン右足首の疲労骨折からの復活を目指す紀平梨花選手は合計184.33で5位でした。
男子シングルは昨シーズンの世界選手権チャンピオンの宇野選手がフリーで183.17をマークし合計273.15でショートプログラム2位から逆転優勝しました。
ショートプログラム首位だった17歳の三浦佳生選手は合計265.29で2位でした。
Show Furigana
フィギュアGPシリーズ第2戦 宇野昌磨など日本勢が3種目で優勝
2022-10-30 04:17:12

フィギュアスケートのグランプリシリーズ第2戦、カナダ大会は29日、最終日の競技が行われ、女子シングルで渡辺倫果選手が初出場で初優勝を飾ったほか、男子シングルで宇野昌磨選手が優勝、また、ペアで三浦璃来選手と木原龍一選手が日本選手どうしのペアとしてグランプリシリーズ初制覇を果たしました。


ペアは三浦選手と木原選手が前半のショートプログラムに続き後半のフリーでもトップの138.63をマークし合計212.02で優勝しました。
日本選手どうしのペアがグランプリシリーズで優勝するのは初の快挙です。
アイスダンスは小松原美里選手とティム コレト選手が合計166.06で7位でした。
日本選手どうしのペアがグランプリシリーズで優勝するのは初の快挙です。
アイスダンスは小松原美里選手とティム コレト選手が合計166.06で7位でした。
宇野昌磨 今シーズン プログラム一新

宇野昌磨選手は愛知県出身の24歳。
5歳の時、地元のスケートリンクで後にバンクーバーオリンピックの女子シングルで銀メダルを獲得する浅田真央さんに声をかけられてスケートを始めました。
早くから4回転ジャンプに挑み、2014年のジュニアのグランプリファイナルで4回転トーループを決めて優勝しました。
2015年の世界ジュニア選手権でも優勝し、次のシーズンから本格的にシニアに参戦して世界で初めて大技の4回転フリップを成功させました。
その後、4回転ループや4回転サルコーも成功させるなど難度の高い構成に積極的に取り組んできました。
20歳で出場したピョンチャンオリンピックでは、羽生結弦さんに次ぐ銀メダルを獲得して世界最高峰の舞台で実力を示しました。
オリンピック後はこれまで指導を受けてきた山田満知子コーチと樋口美穂子コーチのもとを離れ、トリノオリンピック銀メダリストのステファン・ランビエールコーチに指導を仰ぎました。
2019年の全日本選手権では4年ぶりに出場した羽生結弦さんに初めて勝って4連覇を果たしました。
その後も世界トップレベルで活躍を続け、ことし2月の北京オリンピックではフリーで4種類の4回転ジャンプ5本を跳ぶ高難度の構成に挑み2大会連続のメダルとなる銅メダルを獲得しました。
そして、3月の世界選手権では北京大会銀メダルの若手の鍵山優真選手らを抑えて初優勝を果たしました。
今シーズンはショートプログラムとフリーのプログラムを一新して臨んでいます。
5歳の時、地元のスケートリンクで後にバンクーバーオリンピックの女子シングルで銀メダルを獲得する浅田真央さんに声をかけられてスケートを始めました。
早くから4回転ジャンプに挑み、2014年のジュニアのグランプリファイナルで4回転トーループを決めて優勝しました。
2015年の世界ジュニア選手権でも優勝し、次のシーズンから本格的にシニアに参戦して世界で初めて大技の4回転フリップを成功させました。
その後、4回転ループや4回転サルコーも成功させるなど難度の高い構成に積極的に取り組んできました。
20歳で出場したピョンチャンオリンピックでは、羽生結弦さんに次ぐ銀メダルを獲得して世界最高峰の舞台で実力を示しました。
オリンピック後はこれまで指導を受けてきた山田満知子コーチと樋口美穂子コーチのもとを離れ、トリノオリンピック銀メダリストのステファン・ランビエールコーチに指導を仰ぎました。
2019年の全日本選手権では4年ぶりに出場した羽生結弦さんに初めて勝って4連覇を果たしました。
その後も世界トップレベルで活躍を続け、ことし2月の北京オリンピックではフリーで4種類の4回転ジャンプ5本を跳ぶ高難度の構成に挑み2大会連続のメダルとなる銅メダルを獲得しました。
そして、3月の世界選手権では北京大会銀メダルの若手の鍵山優真選手らを抑えて初優勝を果たしました。
今シーズンはショートプログラムとフリーのプログラムを一新して臨んでいます。
三浦・木原ペア 日本選手どうしのペア初優勝

三浦選手は兵庫県出身の20歳。
2015年にシングルからペアに転向しました。
木原選手は愛知県出身の30歳。
2013年にシングルからペアに転向し、翌年、高橋成美さんと組んでソチオリンピックに団体のメンバーとして初出場しました。
2018年のピョンチャンオリンピックは須崎海羽さんとのペアで出場しています。
三浦選手と木原選手は2019年8月にペアを結成し、直後に出場したグランプリシリーズのNHK杯では5位に入りました。
その後、カナダを拠点に練習を積んで去年の世界選手権で10位に入ると、昨シーズンはグランプリシリーズ2大会で表彰台にのぼりました。
ことし2月の北京オリンピックは団体で日本の銅メダル獲得に貢献し、個人戦では自己ベストを更新してこの種目では日本勢として過去最高の7位に入賞しました。
3月の世界選手権では2位となり、日本選手どうしのペアとして初めて表彰台に立つなど快進撃が続いています。
2015年にシングルからペアに転向しました。
木原選手は愛知県出身の30歳。
2013年にシングルからペアに転向し、翌年、高橋成美さんと組んでソチオリンピックに団体のメンバーとして初出場しました。
2018年のピョンチャンオリンピックは須崎海羽さんとのペアで出場しています。
三浦選手と木原選手は2019年8月にペアを結成し、直後に出場したグランプリシリーズのNHK杯では5位に入りました。
その後、カナダを拠点に練習を積んで去年の世界選手権で10位に入ると、昨シーズンはグランプリシリーズ2大会で表彰台にのぼりました。
ことし2月の北京オリンピックは団体で日本の銅メダル獲得に貢献し、個人戦では自己ベストを更新してこの種目では日本勢として過去最高の7位に入賞しました。
3月の世界選手権では2位となり、日本選手どうしのペアとして初めて表彰台に立つなど快進撃が続いています。
ソース:NHK ニュース