父親の冨川歩さんによりますと、芽生さんはことし6月からソウルに語学留学していたということです。
事故のあと、冨川さんが心配して芽生さんの携帯電話に電話をかけたもののつながらず、何度目かの電話に韓国の警察官が出たということです。
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韓国転倒事故 亡くなった1人は北海道出身の20代女性 留学中に
2022-10-31 02:46:42

韓国・ソウルの繁華街で29日、大勢の人が折り重なるように倒れ150人以上が死亡した事故で、亡くなった日本人2人のうち1人は北海道根室市出身でソウルに留学中の冨川芽生さん(26)だと、外務省から連絡があったと芽生さんの父親が明らかにしました。
芽生さんの両親は31日午前、ソウルに向けて北海道根室市の自宅を出発しました。
芽生さんの両親は31日午前、ソウルに向けて北海道根室市の自宅を出発しました。

その後、30日午後5時すぎ、外務省から芽生さんが亡くなったという連絡があったということです。
芽生さんと最後にやり取りしたのは29日で「友人と出かけてくる」というメッセージがSNSで送られてきたということです。
芽生さんはカフェめぐりが好きで韓国のさまざまなカフェの写真を送ってきてくれていたということです。
冨川さんは「本当に、非常に残念です。韓国でいろいろと仕事をしたりしたいと言って、留学する前からずっと韓国語の勉強をしていたので、本人がいちばん残念だと思います。まさか現場に行っているとは思っていませんでしたし、その中に巻き込まれているとは思っていませんでした」と話しました。
芽生さんと最後にやり取りしたのは29日で「友人と出かけてくる」というメッセージがSNSで送られてきたということです。
芽生さんはカフェめぐりが好きで韓国のさまざまなカフェの写真を送ってきてくれていたということです。
冨川さんは「本当に、非常に残念です。韓国でいろいろと仕事をしたりしたいと言って、留学する前からずっと韓国語の勉強をしていたので、本人がいちばん残念だと思います。まさか現場に行っているとは思っていませんでしたし、その中に巻き込まれているとは思っていませんでした」と話しました。
両親 けさソウルに向け出発
冨川さんは31日午前7時前、ソウルに向けて妻とともに根室市の自宅を出発しました。
父親の歩さんは自宅前で記者団の取材に応じ「最後まで大丈夫だと信じていました。かわいい娘でした。向こうでやりたい仕事もあったと思う。早く娘に会いたいです」と涙ながらに話していました。
父親の歩さんは自宅前で記者団の取材に応じ「最後まで大丈夫だと信じていました。かわいい娘でした。向こうでやりたい仕事もあったと思う。早く娘に会いたいです」と涙ながらに話していました。
事故当日 芽生さん最後のやり取りメッセージ明らかに

また、歩さんは空港で報道陣の取材に応じ、「まさか娘が現場にいるなんて思いも寄らず、本当に残念で、どうしようもないです」と話しました。
そして、事故が起きた29日の午後7時ごろ、芽生さんから送られてきたというLINEのメッセージの内容を明らかにしました。
メッセージには、ソウル中心部のインサドン(仁寺洞)でビビンバを食べておいしかったという内容や、フランス人のクラスメイトと会うという内容が記されていて、これが最後のやり取りになったということです。
また、歩さんは30日の事故のあと、芽生さんに何度も電話をかけたもののつながらなかったということで、「韓国が大好きで留学したので、とても楽しんでいました。早く会いたいです」とことばを詰まらせていました。
両親は、昼前に新千歳空港に到着し、31日夕方の便でソウルに向かうということです。
そして、事故が起きた29日の午後7時ごろ、芽生さんから送られてきたというLINEのメッセージの内容を明らかにしました。
メッセージには、ソウル中心部のインサドン(仁寺洞)でビビンバを食べておいしかったという内容や、フランス人のクラスメイトと会うという内容が記されていて、これが最後のやり取りになったということです。
また、歩さんは30日の事故のあと、芽生さんに何度も電話をかけたもののつながらなかったということで、「韓国が大好きで留学したので、とても楽しんでいました。早く会いたいです」とことばを詰まらせていました。
両親は、昼前に新千歳空港に到着し、31日夕方の便でソウルに向かうということです。
ソース:NHK ニュース