愛子あいこさまと佳子けいこさま 皇居こうきょで3年ねんぶり開催かいさいの雅楽ががくの演奏えんそう会かいを鑑賞かんしょう

天皇てんのう皇后こうごう両りょう陛下へいかの長女ちょうじょの愛子あいこさまと秋篠宮あきしののみやご夫妻ふさいの次女じじょの佳子けいこさまが、皇居こうきょで3年ねんぶりに開ひらかれた雅楽ががくの演奏えんそう会かいをそろって鑑賞かんしょうされました。

5日にちの演奏えんそう会かいは午前ごぜんと午後ごごの2回かい行おこなわれ、午後ごごの部ぶには愛子あいこさまと佳子けいこさまが出席しゅっせきされました。

琴きんや笛ふえなどが奏かなでる伝統でんとう的てきな音色ねいろに合あわせて優雅ゆうがな舞まいが披露ひろうされ、愛子あいこさまと佳子けいこさまは拍手はくしゅを送おくるなど、1時間じかん余あまりにわたって楽たのしまれていました。

愛子あいこさまは成年せいねん皇族こうぞくになってからこれが初はじめての活動かつどうで、側近そっきんによりますと、大学だいがくの選択せんたく授業じゅぎょうで日本にっぽんの伝統でんとう芸術げいじゅつを受うけたことで、みずから出席しゅっせきを希望きぼうされたということです。

後うしろの席せきで説明せつめいを行おこなった担当たんとう者しゃによりますと、愛子あいこさまは大型おおがたの太鼓たいこについて「重厚じゅうこうな音おとですね」などと感想かんそうを述のべ、会場かいじょうをあとにする際さいには佳子けいこさまとともに「どうもありがとうございました。楽たのしかったです」と話はなされたということです。

皇居こうきょでの雅楽ががくの演奏えんそう会かいは毎年まいとし春はると秋あきに行おこなわれていましたが、新型しんがたコロナウイルスなどのため3年ねんぶりの開催かいさいとなり、今回こんかいは一般いっぱんから観客かんきゃくを公募こうぼせず、関係かんけい者しゃのみで、人数にんずうを大幅おおはばにしぼって開ひらかれました。

ソース：NHK ニュース