ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、動画を公開し、「東部や南部の一部ではわれわれは徐々に敵を押し戻している。少しずつ前進している」と述べ、東部ドネツク州を中心に反撃を強めていると明らかにしました。
また、ウクライナのレズニコフ国防相は7日、アメリカから供与された防空ミサイルシステム「ナサムス」がウクライナに到着したと明らかにし、「これらはウクライナ軍をより強くし、ウクライナの空をより安全にする」とSNSに投稿しました。
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ウクライナ軍 東部や南部で反撃強める ロシア軍 被害拡大か
2022-11-08 02:57:23

ロシアによる軍事侵攻が続く中、ウクライナ軍は領土の奪還を目指して東部や南部で反撃を強めています。一方、ロシアの複数の独立系メディアは、動員されてウクライナ東部に派遣されたロシア軍の予備役500人以上が攻撃を受けて死亡し、一個大隊がほぼ全滅した可能性があると伝えました。

ロシア軍 予備役500人以上死亡 一個大隊がほぼ全滅か

一方、ロシアの複数の独立系メディアは今月5日、動員されてウクライナ東部ルハンシク州に派遣されたロシア軍の予備役500人以上がウクライナ軍の攻撃を受けて死亡し、一個大隊がほぼ全滅した可能性があると伝えました。
生き残った兵士などの証言では今月1日、ざんごうを掘るよう命じられたものの、スコップは30人に1本しかないなど資機材が不足していたということです。
多くの兵士らが手でざんごうを掘っていたところ砲撃を受け、570人のうちの500人以上が死亡したとしています。
ロシア軍では、動員されたばかりの予備役も前線に送られ、戦死者が相次ぐなど被害が広がっている可能性が出ています。
生き残った兵士などの証言では今月1日、ざんごうを掘るよう命じられたものの、スコップは30人に1本しかないなど資機材が不足していたということです。
多くの兵士らが手でざんごうを掘っていたところ砲撃を受け、570人のうちの500人以上が死亡したとしています。
ロシア軍では、動員されたばかりの予備役も前線に送られ、戦死者が相次ぐなど被害が広がっている可能性が出ています。
ソース:NHK ニュース