【物価上昇ぶっかじょうしょう】「家計かけいに影響えいきょう」9割わり　「年収増ねんしゅうふえず」7割わり

　「物価ぶっかの上昇じょうしょうが家計かけいに影響えいきょうしている」と答こたえた家庭かていがおよそ9割わりいる一方いっぽう、「年収ねんしゅうは増ふえていない」と答こたえた家庭かていがおよそ7割わりに上のぼりました。
　住友生命すみともせいめいが先月せんげつ、相次あいつぐ値上ねあげによる家計かけいへの影響えいきょうを調査ちょうさしたところ87.6％の家庭かていが「影響えいきょうを受うけている」と答こたえました。
　家計かけいをやりくりするために削減さくげんしたのは食費しょくひ42.6％、旅行りょこう・レジャー費ひ36.3％、被服費ひふくひ25.7％、自身じしんの小遣こづかいい23.2％の順じゅんでした。
　小遣こづかいの削減額さくげんがくは月平均つきへいきんで1万まん1500円えんで、削減後さくげんごの小遣こづかいは30代だいと40代だいで2万円まんえんを切きりました。
　また、およそ7割わりが前まえの年としと比くらべて年収ねんしゅうが「変かわらない59.3％」または「減へる10.5％」として「年収ねんしゅうアップの必要性ひつようせいを感かんじる」と回答かいとうしました。
　住友生命すみともせいめいは「物価ぶっかの上昇じょうしょうに賃金ちんぎんの上昇じょうしょうが伴ともなっていないことがうかがえた」と分析ぶんせきしています。

ソース：NHK ニュース