Show Furigana
自衛隊ヘリ事故 民間作業船による機体回収 早ければきょうにも
2023-04-29 19:58:27

陸上自衛隊のヘリコプターが沖縄県の宮古島の周辺で消息を絶った事故で、早ければ30日にも民間の作業船によって機体の回収が行われるとみられます。
4月6日に陸上自衛隊のヘリコプターが宮古島の周辺で消息を絶ち、乗っていた隊員10人が行方不明になった事故では、これまでに5人の死亡が確認されています。
隊員が見つかった水深106メートルの海底では、胴体部分とみられる損壊した機体の一部のほかに操縦席や尾翼とみられる部分も見つかり、それぞれは分離していたことが防衛省関係者への取材で分かっています。
現場海域では29日に民間の作業船「新世丸」から無人探査機や大型のネットが海中に下ろされるなど、機体の回収に向けた準備が進められました。

防衛省関係者によりますと、ネットは機体をつり上げるために海底に敷かれ、その後、機体をワイヤーでつり上げネットの上に乗せ、ネットで包み込むようにしてクレーンで引き上げることになっています。
機体の回収は、早ければ30日にも行われるとみられます。
陸上自衛隊は機体を引き上げて調べるとともに、フライトレコーダーも回収して事故原因の究明を進めることにしています。
また、自衛隊は4月18日に見つけた隊員とみられる1人を作業の状況に応じて引きあげるとともに、行方が分かっていない4人の捜索を続けています。
機体の回収は、早ければ30日にも行われるとみられます。
陸上自衛隊は機体を引き上げて調べるとともに、フライトレコーダーも回収して事故原因の究明を進めることにしています。
また、自衛隊は4月18日に見つけた隊員とみられる1人を作業の状況に応じて引きあげるとともに、行方が分かっていない4人の捜索を続けています。
ソース:NHK ニュース