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日本・ガーナ首脳会談 国連の安保理改革などで緊密な連携 確認
2023-05-01 23:11:29

アフリカを歴訪中の岸田総理大臣は、ガーナでアクフォアド大統領と会談し、ロシアによるウクライナ侵攻を非難したうえで、ともに国連安保理の非常任理事国として、安保理改革などで緊密な連携を確認しました。
西アフリカのガーナを訪れている岸田総理大臣は、首都・アクラの大統領府で、日本時間の午前3時すぎから1時間余り、アクフォアド大統領と会談しました。
この中で両首脳は、ロシアによるウクライナ侵攻を非難し、法の支配に基づく国際秩序が重要だという認識で一致しました。
また、ことしは両国がともに国連安全保障理事会の非常任理事国を務めていることから、安保理改革を含む国連の機能強化に向けて緊密な連携を確認したほか、武力衝突が続くスーダン情勢などで連携していくことも確認しました。
そして、岸田総理大臣は共同記者発表で、地域の平和と安定に寄与し、持続可能な成長を促進することを目的に、3年間でおよそ5億ドルの支援を行う方針を表明しました。
そのうえで、「ガーナは西アフリカ有数の経済拠点であり、民主主義や法の支配などの基本的な価値や原則を共有する重要なパートナーだ。今回の訪問をはずみとして、経済、開発、人の交流などの幅広い分野で協力を一層強化していく」と述べました。
岸田首相「率直な議論通じて信頼関係築くことできた」
岸田総理大臣は、訪問先のガーナで記者団に対し、「2週間後にG7サミットを控え、国際的な課題について、アフリカの声を聞くことを目的としてこれまでエジプト、ガーナ両国の首脳との間で幅広いテーマについて意見交換を行った。率直な議論を通じて信頼関係を築くことができたと感じている」と述べました。
また、「両国とはスーダン情勢について意見交換し、深刻な懸念を表明、共有し、一刻も早い沈静化と民政移管のプロセス再開に向けた連携を確認した」と述べました。
さらに、「ウクライナ情勢についても法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の重要性を確認するとともに、力による一方的な現状変更は、世界のどこであっても認めるわけにはいかないという認識で一致した」と述べました。
また、「両国とはスーダン情勢について意見交換し、深刻な懸念を表明、共有し、一刻も早い沈静化と民政移管のプロセス再開に向けた連携を確認した」と述べました。
さらに、「ウクライナ情勢についても法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の重要性を確認するとともに、力による一方的な現状変更は、世界のどこであっても認めるわけにはいかないという認識で一致した」と述べました。
ソース:NHK ニュース