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世界の雇用1400万人分、今後5年で消滅か 世界経済フォーラム予想
2023-05-02 15:10:12

世界経済フォーラム(WEF)は4月30日に発表した報告書で、景気後退や人工知能(AI)のような技術の普及に伴い、今後5年のうちに世界で1400万の雇用が消滅すると予想した。
WEFは800社以上を対象に実施した調査をもとに、2027年までに6900万の新規雇用が創出され、8300万の雇用が失われると予想。実質的に、現在の雇用の2%に当たる1400万の雇用が失われるとした。
この間は再生可能エネルギーへの切り替えが雇用創出の大きな原動力となる一方で、経済成長の減速やインフレが雇用喪失を引き起こす。
一方で、AIの急速な普及は肯定的な側面と負の側面の両方を伴う。
今後の普及ペースについても、20年の時点で経営者は業務の47%が25年までに自動化されると見込んでいたが、今回調査では27年までに見込まれる自動化は42%と下方修正された。
ソース:NHK ニュース