「遺体いたいが青あおくなっていた」インドで原因不明げんいんふめいのガス　11人死亡にんしぼう

　インド北部ほくぶのパンジャブ州しゅうで原因不明げんいんふめいのガスが発生はっせいし、11人にんが死亡しぼうしました。目撃者もくげきしゃは遺体いたいが「青あおくなっていた」などと話はなしています。

　ロイター通信つうしんによりますと、30日にち、インド北部ほくぶパンジャブ州しゅうのルディヤーナー市しにある工業地帯こうぎょうちたいで何なんらかのガスが発生はっせいし11人にんが死亡しぼう、9人にんが入院にゅういんしました。

　当局とうきょくによりますと、遺体いたいは乳製品販売店にゅうせいひんはんばいてんの近ちかくで見みつかり「牛乳ぎゅうにゅうを買かいに来きた人ひとたちが外そとで意識いしきを失うしなった」としています。

　ガスが発生はっせいした原因げんいんや場所ばしょは捜査中そうさちゅうで、市しは「何なんらかの化学物質かがくぶっしつが下水道げすいどうでメタンガスと反応はんのうし、汚染おせんガスが発生はっせいした可能性かのうせいがある」と指摘してきしています。

　地元じもとの住民じゅうみんは「3人にんの遺体いたいが青あおくなっていた」と話はなしていて、負傷者ふしょうしゃの治療ちりょうにあたった病院びょういんは「ガスが神経組織しんけいそしきに影響えいきょうを与あたえた可能性かのうせいがある」と指摘してきしています。

ソース：NHK ニュース