自民じみん 茂木もぎ幹事かんじ長ちょう“少子しょうし化か対策たいさくの財源ざいげん 増税ぞうぜいや国債こくさい発行はっこう想定そうていせず”

少子しょうし化か対策たいさくの強化きょうかに必要ひつような財源ざいげんについて、自民党じみんとうの茂木もぎ幹事かんじ長ちょうは、増税ぞうぜいや国債こくさいの発行はっこうは想定そうていしていないとした上うえで、できるかぎり国民こくみんの負担ふたんが増ふえない新あらたな方策ほうさくを検討けんとうする意向いこうを明あきらかにしました。

キューバを訪問ほうもんしている茂木もぎ幹事かんじ長ちょうは、現地げんちで記者きしゃ団だんの取材しゅざいに応おうじ、少子しょうし化か対策たいさくを強化きょうかするための財源ざいげんについて「現状げんじょうでは、増税ぞうぜいや国債こくさいの発行はっこうで捻出ねんしゅつすることは想定そうていしていない。まずは歳出さいしゅつ削減さくげんの徹底てっていや、既存きそんの保険ほけん料りょう収入しゅうにゅうの活用かつようで、できるかぎり確保かくほしたい」と述のべました。

その上うえで「今後こんごの税収ぜいしゅうがどうなっていくかを踏ふまえる必要ひつようがあるが、できるかぎり国民こくみんの負担ふたんが増ふえない新あらたな方策ほうさくを考かんがえてみたい。ある程度あるていどの構想こうそうを持もっているので、政府せいふともすり合あわせていきたい」と述のべました。

一方いっぽう、児童じどう手当てあての所得しょとく制限せいげんの撤廃てっぱいをめぐり、一定いってい以上いじょうの所得しょとくがある世帯せたいへの給付きゅうふ額がくを減額げんがくするかどうかについて、茂木もぎ氏しは「詳細しょうさいはこれから詰つめていくが、個人こじん的てきには、制度せいどはシンプルな方ほうがいいと思おもう」と述のべ、一律いちりつの給付きゅうふが望のぞましいという認識にんしきを示しめしました。

ソース：NHK ニュース