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熱中症か エアコン故障の病院で80代入院患者4人死亡 岐阜
2018-08-28 06:11:18

岐阜市の病院に入院していた80代の男女4人が、26日から27日にかけて相次いで死亡していたことがわかりました。警察によりますと、病院のエアコンが故障していたということで、警察は熱中症の疑いもあるとみて調べています。
27日夜、岐阜県警察本部に「入院患者が今月26日から27日の間に4人亡くなった。熱中症の疑いがある」という通報が寄せられました。
警察が調べたところ、岐阜市一番町の「Y&M 藤掛第一病院」の3階と4階の病棟に入院していた80代の男女4人が、26日から27日にかけて死亡していたことがわかったということです。
警察の調べによりますと、亡くなったのは83歳から85歳の男性2人と女性2人だということです。
警察によりますと、病院では今月20日ごろから3階と4階のエアコンが壊れていて、業者に修理を頼んでいましたが、その間は扇風機などで対応していたということです。
警察は熱中症の疑いもあるとみて詳しい状況を調べています。
警察が調べたところ、岐阜市一番町の「Y&M 藤掛第一病院」の3階と4階の病棟に入院していた80代の男女4人が、26日から27日にかけて死亡していたことがわかったということです。
警察の調べによりますと、亡くなったのは83歳から85歳の男性2人と女性2人だということです。
警察によりますと、病院では今月20日ごろから3階と4階のエアコンが壊れていて、業者に修理を頼んでいましたが、その間は扇風機などで対応していたということです。
警察は熱中症の疑いもあるとみて詳しい状況を調べています。
4人の死亡日時と気温
4人の入院患者は26日夜から27日午前にかけて亡くなりました。
警察によりますと、このうち、26日午後8時40分ごろに84歳の女性が亡くなり、27日の午前3時すぎに85歳の女性が、午前10時半ごろに83歳の男性が、午前11時半すぎに84歳の男性がそれぞれ死亡したということです。
岐阜地方気象台によりますと、岐阜市内は、26日の夜、気温が30度を超えていたほか、27日も朝から気温が上昇し、午前中、33度から34度を観測していました。
気象台は、26日と27日、高温注意情報を出して、熱中症に十分注意するよう呼びかけていました。
この夏、猛暑となった岐阜市の今月下旬の気温は、例年よりも2度5分ほど高くなっているということです。
警察によりますと、このうち、26日午後8時40分ごろに84歳の女性が亡くなり、27日の午前3時すぎに85歳の女性が、午前10時半ごろに83歳の男性が、午前11時半すぎに84歳の男性がそれぞれ死亡したということです。
岐阜地方気象台によりますと、岐阜市内は、26日の夜、気温が30度を超えていたほか、27日も朝から気温が上昇し、午前中、33度から34度を観測していました。
気象台は、26日と27日、高温注意情報を出して、熱中症に十分注意するよう呼びかけていました。
この夏、猛暑となった岐阜市の今月下旬の気温は、例年よりも2度5分ほど高くなっているということです。
「Y&M 藤掛第一病院」は
「Y&M 藤掛第一病院」は、岐阜市の中心部にある内科の病院です。
ホームページによりますと、建物は4階建てで、1階は外来、2階から4階は入院病棟で、ベッド数は119床だということです。
ホームページによりますと、建物は4階建てで、1階は外来、2階から4階は入院病棟で、ベッド数は119床だということです。
院長「エアコン修理に1か月」
「Y&M 藤掛第一病院」の藤掛陽生院長は報道陣の取材に対し、「3階と4階のエアコンが今月20日に壊れてからは、扇風機を9台出して対応していた。エアコンの修理は故障した日に依頼したが、業者に『1か月かかる』と言われて、今もまだ修理できていない。病院としては何か問題があったとは考えていない」と述べました。
また、重症者はエアコンが効いている部屋に移動させたということですが、亡くなった4人はエアコンが故障した部屋にいて、気管支ぜんそくなどの合併症で症状が重い人もいたということです。
また、重症者はエアコンが効いている部屋に移動させたということですが、亡くなった4人はエアコンが故障した部屋にいて、気管支ぜんそくなどの合併症で症状が重い人もいたということです。
ソース:NHK ニュース