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「無期限登録抹消は重すぎる」体操女子選手 処分軽減求める
2018-08-29 07:55:15

体操の女子選手に対して男性コーチが指導中に暴力を振るったとして、日本体操協会から無期限の登録抹消処分を受けた問題で、この女子選手が29日、記者会見を開き「暴力は決して許すわけにはいかないが、今回の処分内容は重すぎる」などと述べて、男性コーチの処分を軽くするよう求めました。
この問題は、東京・北区のナショナルトレーニングセンターで練習をしていたリオデジャネイロオリンピック日本代表の宮川紗江選手に対して、速見佑斗コーチが暴力を振るったとして、日本体操協会から無期限の登録抹消などの処分を受けたものです。
この問題について宮川選手が29日、都内で記者会見を開き、コーチから暴力を受けたことを認めたうえで「本当に伝えたいという思いが行き過ぎた指導になったと思うが、暴力は決して許すわけにはいかない」としたうえで「今回の処分内容は重すぎる。この処分では大きな不安を抱えたまま2020年を迎えることになり、どうしても納得できない」などと述べて、速見コーチの処分を軽くするよう求めるとともに、引き続き指導を受けたいという意向を示しました。
また宮川選手は代表候補に選ばれている、ことしの世界選手権への出場を辞退することを明らかにしました。
この問題では速見コーチも処分を不服として今月20日に東京地方裁判所に指導者としての地位保全の仮処分の申し立てを行っています。
一方、体操協会は「暴力を許容することはない」などとして、処分は妥当だとする考えを示した文書を29日、発表しています。
この問題について宮川選手が29日、都内で記者会見を開き、コーチから暴力を受けたことを認めたうえで「本当に伝えたいという思いが行き過ぎた指導になったと思うが、暴力は決して許すわけにはいかない」としたうえで「今回の処分内容は重すぎる。この処分では大きな不安を抱えたまま2020年を迎えることになり、どうしても納得できない」などと述べて、速見コーチの処分を軽くするよう求めるとともに、引き続き指導を受けたいという意向を示しました。
また宮川選手は代表候補に選ばれている、ことしの世界選手権への出場を辞退することを明らかにしました。
この問題では速見コーチも処分を不服として今月20日に東京地方裁判所に指導者としての地位保全の仮処分の申し立てを行っています。
一方、体操協会は「暴力を許容することはない」などとして、処分は妥当だとする考えを示した文書を29日、発表しています。
ソース:NHK ニュース