フランス　モンブランに登のぼる人ひとは１日いちにちに２００人にんまで

フランスとイタリアの間あいだにあるモンブランという山やまは高たかさが４８１０ｍで、アルプス山脈さんみゃくでいちばん高たかい山やまです。

この山やまには世界中せかいじゅうからたくさんの人ひとが登のぼりに来きます。しかし最近さいきん、登山とざん用ようの靴くつではなくて、スニーカーを履はくなど準備じゅんびをしっかりしないで登のぼろうとして事故じこにあう人ひとが増ふえています。去年きょねんは１４人にんが亡なくなりました。

今年ことしの夏なつはとても暑あつくて、頂上ちょうじょうの近ちかくの雪ゆきがとけて、石いしが落おちる事故じこがたくさんありました。このため、今いままでに１６人にんが亡なくなっています。

フランスは、来年らいねんの夏なつから「ロイヤルルート」と呼よばれている道みちを登のぼる人ひとを１日いちにちに２００人にんまでにすると決きめました。山やまの近ちかくにある警察けいさつも、今年ことしの夏なつから、山小屋やまごやを予約よやくしていない人ひとには、山やまに登のぼる許可きょかを出だしていません。

ソース：NHK ニュース