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オーストラリア この動物、30年後いなくなる
2018-09-16 03:14:02

世界自然保護基金(WWF)オーストラリア支部などは7日、調査報告書を公表し、オーストラリアの東部ニューサウスウェールズ州でコアラの生息する森林の伐採が加速し、現在のペースで伐採が進めば同州では2050年にも自然界からコアラがいなくなる恐れがあると警告しました。
調査では、コアラが多く生息する州北部を撮影した衛星写真を分析しました。森林伐採がこの1年で約3倍に加速したことが判明しました。
WWFは17年8月に同州で、原生植物に関する法律が撤廃されたことが主因と分析しました。州内のコアラは推計2万匹以下で、「自然界にコアラを生かせておきたいなら、過剰な伐採をやめる必要がある」と訴えました。
ソース:NHK ニュース