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関西空港連絡橋 鉄道が約2週間ぶりに運転再開
2018-09-17 21:03:49

台風21号の影響でタンカーが衝突した関西空港の連絡橋は鉄道の復旧工事が完了し、JRと南海電鉄は、18日の始発からほぼ2週間ぶりに運転を再開しました。
台風21号の影響でタンカーが衝突した連絡橋は、鉄道部分も橋桁が最大50センチずれるなど大きな被害を受け、今月4日から鉄道の運転ができなくなっていました。
このため、対岸にあるりんくうタウン駅と関西空港駅の間は、今月4日から運転できなくなっていました。
その後、復旧工事が順調に進み、試験運転でも最終的な安全が確認されたため、JR西日本と南海電鉄は当初の予定よりも3日前倒し、18日の始発から運転を再開することにしました。
そして午前5時半ごろ、最初の電車がほぼ2週間ぶりに乗客を乗せて連絡橋を渡り、関西空港駅に到着しました。
めいの結婚式に参加するため鹿児島に向かうという女性は、「再開を待ちわびていました。思ったよりも早く復旧してくれたのでうれしいです」と話していました。また、空港内で働いている男性は「これまではバスで通勤し、30分ほど余分に時間がかかっていました。鉄道が元に戻ってくれてありがたいです」と話していました。
関西空港に鉄道を使って訪れる利用客は1日およそ6万7000人と、空港への交通手段のうちおよそ8割を占めていて、鉄道の再開でアクセスは大幅に改善されることになります。
一方、連絡橋の道路部分は復旧の時期がまだ決まっておらず、今後も工事が進められます。
このため、対岸にあるりんくうタウン駅と関西空港駅の間は、今月4日から運転できなくなっていました。
その後、復旧工事が順調に進み、試験運転でも最終的な安全が確認されたため、JR西日本と南海電鉄は当初の予定よりも3日前倒し、18日の始発から運転を再開することにしました。
そして午前5時半ごろ、最初の電車がほぼ2週間ぶりに乗客を乗せて連絡橋を渡り、関西空港駅に到着しました。
めいの結婚式に参加するため鹿児島に向かうという女性は、「再開を待ちわびていました。思ったよりも早く復旧してくれたのでうれしいです」と話していました。また、空港内で働いている男性は「これまではバスで通勤し、30分ほど余分に時間がかかっていました。鉄道が元に戻ってくれてありがたいです」と話していました。
関西空港に鉄道を使って訪れる利用客は1日およそ6万7000人と、空港への交通手段のうちおよそ8割を占めていて、鉄道の再開でアクセスは大幅に改善されることになります。
一方、連絡橋の道路部分は復旧の時期がまだ決まっておらず、今後も工事が進められます。
始発電車は連絡橋を徐行して走行
関西空港の対岸にある南海電鉄の泉佐野駅では、午前5時20分発の関西空港行きの始発の電車に空港の利用者や従業員などが乗り込んでいました。
その後りんくうタウン駅をへて連絡橋にさしかかると、電車は徐々に速度を落とし、安全を確認しながら走行していました。
タンカーが接触した付近では道路部分の橋桁が撤去されているため、橋の一部が抜け落ちて線路のきわに下の海面が見えるような状況になっていて、電車の窓から外の様子を確認する乗客の姿も見られました。
徐行した影響で、関西空港駅には定刻から2分ほど遅れて午前5時30分に到着しました。
その後りんくうタウン駅をへて連絡橋にさしかかると、電車は徐々に速度を落とし、安全を確認しながら走行していました。
タンカーが接触した付近では道路部分の橋桁が撤去されているため、橋の一部が抜け落ちて線路のきわに下の海面が見えるような状況になっていて、電車の窓から外の様子を確認する乗客の姿も見られました。
徐行した影響で、関西空港駅には定刻から2分ほど遅れて午前5時30分に到着しました。
ソース:NHK ニュース